高さを自由に変えられる「昇降式」であることで、食事以外にも真価を発揮するように設計しました。
https://www.receno.com/pen/receno-product/u7/2024-11-18.php公開日 2025年04月28日(月)
更新日 2025年09月18日(木)
おしゃれで便利な昇降式ダイニングテーブル。メリット・デメリットやおすすめ商品をご紹介
こんにちは。デザイナーの木下です。
在宅ワークや趣味の作業など、
自宅で過ごす時間が最近増えてきました。
でも、お家のデスクで長く作業をしていると、
体が痛くなることも...。
そんな時に便利なのが、
テーブルの高さを変えられる
「昇降式ダイニングテーブル」。
テーブルのペダルを踏むだけで高さが昇降するので、
楽な姿勢で作業ができます。
まったり読書をしたい時には、
すこし低くすることで圧迫感が減り、
よりリラックスした時間を過ごすことができます。
そこで今回の記事では、
おしゃれな昇降式ダイニングテーブルの
メリット・デメリットや商品をご紹介します。
昇降式ダイニングテーブルとは?
昇降式ダイニングテーブルとは、天板の高さを
自由に変えられる機能を備えたテーブルのこと。
ダイニングテーブルとして使える高さから、
リラックスして読書できる低めの高さまで、
シーンに合わせて柔軟に調整できます。
① 昇降式ダイニングテーブルのメリット
昇降式ダイニングテーブルのメリットは、
大きく分けて次の2つです。
- 高さを変えて多用途に使える。
- スペースの有効活用ができる。
では、早速、2つの理由について
くわしく紐解いていきましょう。
1. 高さを変えて多用途に使える。
ダイニングテーブルとしてだけでなく、
ローテーブルやワークデスクとしても使えるので、
状況に合わせて柔軟に高さを変えられます。
食事用としても、
お子さまの勉強スペースとしても活躍するので、
ご家族で暮らしている方にもおすすめ。
2. スペースの有効活用ができる。
1台で何役もこなせるため、
家具の数を減らせてお部屋がすっきりします。
食事用、作業用、くつろぎタイムのローテーブルなど、
シーンに応じて高さを変えられるので、
家具の数を最小限に抑えることができます。
ワンルームやコンパクトなダイニングなどの
限られたスペースでも有効活用できるので、
省スペースで暮らす方におすすめです。
② 昇降式ダイニングテーブルのデメリット
昇降式ダイニングテーブルのデメリットは、
大きく分けて次の2つです。
- 構造上、脚のデザインが限られる。
- 重さがあるため、移動はやや大変に。
これらについても、その理由と改善策をご紹介します。
1. 構造上、脚のデザインが限られる。
昇降機構を支えるために、
脚が太めになったり中央寄りになることが多く、
デザインの好みが分かれることがございます。
ただ、最近は技術力があがり、
さまざまなデザインの商品がされています。
昇降機構を木材や自然素材などで
カバーしたものを使うと、
お部屋は温かみのある印象に。
色々な商品を見て、
自分のお気に入りを見つけてみてください。
2. 重さがあるため、移動はやや大変に。
昇降式ダイニングテーブルは、
天板の高さを安定して支えるための構造上、
どうしても一定の重さがあります。
ただし、最近は比較的軽量設計のタイプも登場しており、
選び方次第でこのデメリットはカバーできます。
また、設置場所をあらかじめしっかりと決めることで、
動かす必要のない暮らし方にすると、
ストレスなく生活することができます。
おしゃれな昇降式ダイニングテーブルを選ぶ3つのポイント
ここからは、おしゃれな昇降式テーブルを選ぶ
3つのポイントをご紹介していきます。
① お部屋の雰囲気が変わる「天板の素材」
天板は、テーブルの印象を大きく左右するポイント。
天然木や突板は、あたたかみのある空間を
作りたいときにぴったりです。
逆に、ガラスやメラミン素材を選べば、
モダンでスタイリッシュな印象になります。
素材ごとにお部屋に与える印象が異なるため、
自分の好きなインテリアテイストを意識して
選ぶのがおすすめ。
② 軽やかさを意識したい「脚のデザイン」
脚のデザインも、
お部屋の雰囲気を左右する大切な要素です。
中央に柱がある昇降式タイプは、
機能性はあるものの、重たくなりがち。
そんなときは、脚も木目で彩った家具を選んだり、
角のない円柱を選んで抜け感を出す工夫をすると、
印象がぐっとやわらぎます。
③ 床や家具と調和した「色合わせ」
テーブルの色味は、床や周囲の家具と合わせることで
一体感のある空間になります。
たとえば、床がナチュラルな木目なら、
同系色の明るめの天板を選ぶと自然に馴染みます。
逆に、アクセントとして濃い色や異なる素材を
取り入れるのも効果的ですが、その際は、
他のインテリアとのバランスを意識しましょう。
全体のトーンを揃えることで、
統一感のあるおしゃれなお部屋に仕上がります。
おしゃれな昇降式ダイニングテーブル2選
それでは、おしゃれな昇降式ダイニングテーブルを
ご紹介していきます。
① Re:CENO product|昇降式ダイニングテーブル CIRCLE
全体を上質なオーク材であしらった
木の温かみが感じられる「CIRCLE」。
フットペダルまで特注の木製カバーで被せているため、
足が触れた際にも、
気持ちよさを感じていただけると思います。
さらに、最低55cmから最高74cmまで、
フットペダルで、らくらく「無段階調整」できるため、
機能性も充分に備えております。
天板には「オーク材の突板仕上げ」を採用。
天板を「突板仕上げ」にしているのは、
無垢材だと重すぎて、機構がスムーズに動かないため、
軽量化を図っているから。
この軽量化のおかげで、お子様や女性でも、
ひとりで簡単に昇降させることができます。
CIRCLEの企画と経緯について詳しく解説した
こちらの記事もございますので、
ご興味のある方はぜひ読んでみてください。
② 別注プロダクト|昇降式ダイニングこたつ Force2
通年使える布団いらずの
ヒーター付きテーブル「Force2 幅130cmタイプ」。
Force2 幅130cmタイプは、
昇降式・こたつという十分な機能を持ちながら、
ダイニングの主役としても満足なデザイン。
機能性を重視すると、どうしてもメカニックな作りに
なりがちなスチールの支柱を、
天板に合わせた木目のフィルムでカバーリング。
機能性が備わったテーブルとは思えないほどの
温かみある雰囲気を作り出しています。
さらに、Force2の見心地のこだわりは、「天板」にも。
天板には、節ありのオーク材突板を採用しています。
節は木の枝の根元部分で、
木材としては穴が開いた美しくないという理由で、
昔は捨てられてきた部分です。
しかし、近年は、節の荒々しさが魅力的だという
見方が家具業界でも広がり、人気を博しているのです。
協力工場の技術力により、
無垢テーブルと見まがうような
意匠に仕上げることができました。
おしゃれな昇降式ダイニングテーブルで、
快適な暮らしを送りましょう。
それでは、今回のおさらいです。
▼昇降式ダイニングテーブルのメリット
- 高さを変えて多用途に使える。
- スペースの有効活用ができる。
▼昇降式ダイニングテーブルのデメリット
- 構造上、脚のデザインが限られることも。
- 重さがあるため、移動はやや大変に。
▼昇降式ダイニングテーブルのデメリット
- お部屋の雰囲気が変わる「天板の素材」
- 軽やかさを意識したい「脚のデザイン」
- 床や家具と調和した「色合わせ」
▼おしゃれな昇降式テーブル2選
- Re:CENO product|昇降式ダイニングテーブル CIRCLE
- 別注プロダクト|昇降式ダイニングこたつ Force2
自分の高さに合わせられるテーブルを取り入れて、
快適な暮らしを送りましょう。





























編集部 辻口
編集部 増田
制作部 清水
お客様係 山崎
品質管理 遠藤
BM 山本