兵庫県　O様 邸

コーディネート概要

レイアウトは、テレビの視聴のしやすさを最も重視して、快適にお過ごしいただけるように配置を変更しています。

現在のナチュラルモダンな雰囲気を損なわず、さらに居心地の良い空間となるよう、自然素材の良さをダイレクトに感じられるアイテムをセレクトいたしました。

アートポスターや時計、クッション、ブランケットなど、手軽にお部屋のイメージを変えることができるアイテムについても、ご紹介いたします。

レイアウト

現在のお悩みとして、テレビの視聴距離が近いことと、ダイニングからの視聴のしにくさをお伺いしておりましたので、その2点を解消するレイアウトをご提案いたします。

ダイニングの位置はそのままで、リビングスペースを90度回転させて、リビングとダイニングを直線上に配置しました。

こうすることで、現在よりも約20cmほどテレビから離れたレイアウトが叶い、一直線に並ぶことで、ダイニングからテレビの視聴もしやすくなります。

お食事の時間でも、正面位置でテレビを楽しみながらお過ごしいただけます。

ただし、チェアーの背面にソファーを設置いたしますので、ダイニングをお二人でお使いになる場合は、これまでよりも手狭になる懸念はございます。

掃出し窓への通路幅も、人が通るために必要とされる60cm以上の動線を確保できております。

ちなみに、テレビの最適な視聴距離は、「テレビ画面の高さ×3」です。

例えば、55インチのテレビの場合、画面高は 約68.5cm のため、最適視聴距離は 68.5cm×3= 約205.5cm となります。

こちらのレイアウトでは、ソファーからの視聴距離が約220cmでございますため、程よい距離感でテレビ視聴をお楽しみいただけるかと存じます。

▼ 快適なリビングを作ろう。「ソファー」と「テレビ」の正しい距離をご紹介します。

あたたかさや力強さを感じる自然素材を加え、居心地の良い空間に。

現在のインテリアは、ブラウン・ブラックの濃いカラーと、ベージュやライトグレーの淡いカラーをかけ合わせた、【 モノトーン × ナチュラル 】イメージのインテリアとお見受けいたしました。

現在のイメージはそのままに、シンプルな天然木のテーブルと、素材感が際立つカーテンやラグマットを加え、モダンさもありながら、より「あたたかみ」を感じていただけるようなインテリアに仕上げました。

テーブルにおすすめいたしますのは、【 こたつテーブル FAM／BR 長方形 幅105cmタイプ 】です。

ご愛用いただいております【 TVボード LINE 幅180cmタイプ 】のミドルブラウンカラーに合わせて、深みのあるブラウンカラーをお選びしています。

同一空間においては、家具の木部カラーを揃えていただくことで、お部屋にまとまりや調和を生み出します。

さらに同じものが2つとない木目や節など、自然素材の持つパワーがお部屋に個性のある彩りを加えます。

幅105cm・奥行き60cmと、お一人暮らしには程よいサイズ感で、ご来客時には最大4名様でもご使用いただけます。

スタイリッシュな見た目ですが、見えない部分にヒーターを搭載しておりますので、冬場はこたつとしてもご利用いただけます。

▼ こたつテーブルFAMをご検討中の方へ。購入前に知っておきたい「3つのポイント」をご紹介します。

リビングのラグマットにご用意したのは、【 ラグマット WOOL CROSS RUG 】のグレーカラーです。

ウール80％、コットン20％を使用した、天然素材のみでインドの職人さんが丁寧に編み上げたこちらのラグマット。
化学繊維のラグマットにはない不均一な質感が、有機的なあたたかみを感じさせます。

織り模様で柄を表現しているので、主張しすぎることもなく、程よい加減で空間にアクセントを加えてくれます。

カーテンもラグマットと同じく、天然素材を100％使用した、優しい風合いの商品を選びました。

【 リネンカーテン Mar 】は、リネンだけで織り上げています。

アイボリーカラーは壁色に近く、空間をすっきりと広く見せる効果も期待できます。

▼ 【動画】ナチュラルヴィンテージの作り方｜ Vol.3 面積の大きいインテリアも、トーンを合わせましょう。

▼ 【動画】センスのいらないインテリア｜カーテンは、シンプルな天然素材のものを選びましょう。

適度な透け感もあり、重苦しい雰囲気にならずに、軽やかな印象をもたらします。
透け感が気になる場合は、オプションにて遮光裏地縫製をお選びいただくことも可能です。

現在お使いの家具とも違和感なく馴染むシンプルなデザインですが、自然素材ならではのあたたかさが加わることで、心から安らいでいただける空間となります。

お部屋のイメージに合わせた壁面ディスプレイで、空間にアクセントを。

「絵を飾りたい」というご希望もいただいておりましたので、壁に飾るアートと時計のカラーについて、ご案内いたします。

ちなみに、当店ではアートは「大きめのサイズ」を「中心点の高さが145cm」になるように飾っていただくことをおすすめしています。
お部屋の中でよく目に入る場所である「フォーカルポイント」に効果的に飾っていただくことで、バランスよくお部屋にインパクトを与えます。

▼ 【動画】センスのいらないインテリア｜お部屋にアートを飾ってみましょう。
▼ 【動画】センスのいらないインテリア｜「フォーカルポイント」を学びましょう。

1つ目のパターンは、【 ブラックフレーム × モノトーン 】の、スタイリッシュなイメージの組み合わせです。

リビングのファブリックアイテム（ソファー・ラグマット・カーテン）と床色が淡いカラーなので、ブラックカラーを用いることで、空間を引き締める効果が期待できます。

北欧デザイン界の巨匠アルネ・ヤコブセンデザインの【 STATION WALL CLOCK 】を組み合わせると、空間にスタイリッシュさと品の良い上質さを取り入れることができます。

2つ目のパターンは、【 ウッドフレーム × アースカラー 】の、ナチュラルなイメージの組み合わせです。

1つ目のパターンと比べると、家具と同じく木製のフレームがほっこりとした印象を与えます。
中のアートのカラーも、アースカラーを選んでいただくと、白壁にもよく映えつつ、インテリアとも調和が取れます。

時計も、フレームと同じく木製の【 電波時計 Campagne 】を組み合わせていただくと、より統一感を感じていただけます。

あいにく現在当店ではアートポスターのお取り扱いがございませんが、来年新たに取り扱いを始める予定でございますので、ぜひ引き続きホームページをチェックいただけますと幸いです。

手軽にお部屋の表情を変えることができる、インテリアの名脇役

アートもお部屋を彩るアイテムの一つですが、さらに気軽にお部屋のイメージを変えることができるアイテムが、クッションです。

ソファーで過ごす時間の快適性を上げるだけでなく、装飾性を高めたり、季節感を演出したりと、お部屋のイメージづくりにも手軽に取り入れていただける、便利なアイテムです。

大きなサイズのソファーをお持ちなので、クッションを左右非対称に3つ並べ、お好きな柄や色を取り入れて、お部屋のイメージづくりを楽しんでいただければと存じます。

▼ 【動画】センスのいらないインテリア｜クッションは「3つ」並べましょう。

▼ 【動画】お部屋のインテリアが、ぐっと魅力的に！アクセントにぴったりなクッションカバーをご紹介します。

クッション以外にも、あると便利なアイテムがブランケットです。

たいていのベッドルームでは、最も大きな面積を占めるのがおそらくベッドでしょう。
LDKと隣接する間取りでもあるので、くつろぎの空間からも、ベッドは目に入りやすい場所かと思います。

ご来客の時にも、ベッドにブランケットを一枚掛けておくだけで、生活感を軽減しながら装飾性を高めることができるので、お部屋のイメージに合わせたものをお持ちいただくことをおすすめします。

▼ 【動画】センスのいらないインテリア｜寝室には、ブランケットを置きましょう。

当店では、ウールをはじめ、コットンやリネンなど、さまざまな素材やデザインの商品を取り揃えております。

ベッドだけではなく、ソファーで過ごす時に、羽織やひざ掛けとしてもご利用いだだけるので、インテリアのなかでもまさに「あったらいいもの」のひとつです。

▼ 【動画】自分だけの快適な温度に手が届く。｜あったら、いいもの。ブランケット編

担当：プロサポート　中島