
東京店の家具メンテナンスレポート
~無垢材家具のヘコミ修復 編~

こんにちは。
Re:CENO TOKYOのオオトモです。
リセノでは、オリジナル商品を含め、
無垢材を使用した家具を
多数、取り扱っています。
時折、ご購入いただいたお客様から、
「子供がテーブルを傷つけてしまった!」
「乾燥で小さなヒビが入ってしまった!」など、
お問い合わせを頂く事があります。
そこで、今回は、ご家庭でもできる
無垢材家具のヘコミ修復方法について
ご紹介します。
家具の素材・塗装を確認をしよう!
まずはじめに、
ヘコミを修復したい方は、
家具の素材・塗装を確認しましょう。
リセノで販売している商品なら、
商品紹介ページの一番下、
【 SPEC 】欄の【 素材 】に書かれています。
今回ご紹介する修復方法では、
下記の素材・塗装で作られている家具が
対象になります。
- 木材・・・無垢材
- 塗装・・・オイル塗装
無垢材 ... 天然の木(丸太)から切り出された材料のこと。
オイル塗装 ... 木材にオイルを染み込ませることで、着色・乾燥による割れを防ぐ塗装のこと。
※突き板、天然木化粧繊維板、プリント化粧
シート張りなどの記載がされている商品では、
今回ご紹介する方法で、ヘコミの修復ができません。
ご注意ください。
使用するアイテム
続いては、修復に必要なアイテムを
紹介していきます。
今回のヘコミ修復では、
下記のアイテムを使用します。
- アイロン
- 濡れタオル
- 針
- メンテナンスオイル
意外と、身近なアイテムで
直せちゃうんですよ。
いざ!ヘコミ修復!
素材確認、アイテム準備も揃ったところで、
ヘコミ修復の手順をご紹介します。
まずはじめに、凹んでいる部分を
針でチクチクして小さな穴をあけます。
つづいて、
きつく絞った濡れたタオルで、
ヘコミ部分を湿らせます。
先ほど小さな穴をあけたことで、
より水が木材に入りやすくなります。
つづいて、熱したアイロンを
濡れタオルの上からヘコミ部分に押し当てます。
熱し過ぎて焦げたり、
火傷しないように気を付けて下さいね。
最後にメンテナンスオイルを塗れば、
ヘコミ修復完了。
仕上がり具合は、こんな感じに。
定期的にメンテナンスを行なおう!
ヘコミの修復方法はいかがでしたか?
本当に小さなヘコミであれば、
少し湿らせて放置するだけでも、
元に戻ることがあるんですよ。
また、ヘコミや傷は、
なるべく早く修復して上げることで、
修復具合に差が出ます。
定期的にチェック・メンテナンスをして、
お気に入りの家具を長く愛用してくださいね。
オススメは、3ヶ月に1度のメンテナンス。
「四季の変わり目」と覚えておいてください。
ちなみに東京店では、
メンテナンスオイルを販売中です。
実際に、店舗展示中の無垢材家具を
メンテナンスする際に使用しています。
オイル塗装後の仕上がり具合や
検討中の家具に使えるかなど、お悩みの方は、
ぜひ、お近くのスタッフにお声がけください。
それでは、次回のWEBマガジンでお会いしましょう。
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