
家族がいつも集まるリビングに! 色壁選びの3つのポイント

みなさん、こんにちは。
Re:CENO KYOTO とだです。
新生活時期を控え、だんだんとご利用が増えてきている、
3Dコーディネートのサービスですが、京都店では、
新築を建てられる際のご依頼が最も多いです。
そんな中、壁の一面を色壁紙にされる
お家が徐々に多くなってきたなと感じます。
新築のように、ドア、床、さらに壁・・・と、
すべてを決めていくのは、自分たちの
好きなようにできる分、すごーく悩みますよね。
そこで今回は、リビングなど、家族が集う部屋の
色壁を決めるポイントを3つご紹介したいと思います。
1. 理想のお部屋のイメージと、好きな色を判断基準にする。
色は、それぞれにイメージや心理的作用があります。
色壁にすると決めたらまず、"どんなリビングにしたいか"という
コンセプトをはっきりさせ、そのイメージを強調できる色を選びましょう。
例えば、明るく楽しいイメージのイエロー。
見ていると心を弾ませ楽しい気分にさせてくれる
イエローは、コミュニケーションカラーとも言われています。
「会話の溢れる空間にしたい!」というご家族におすすめです。
続いては、ブルーです。
副交感神経を刺激するブルーは、鎮静作用があります。
「ゆったり落ち着いた気持ちで過ごしたい」という方におすすめです。
このように、色の持つイメージや効果を考慮した上で選ぶと、
家族にとってより快適な生活空間が作れます。
また、「いくつかの候補の中から選びきれない!」という時は、
その中で「家族が最も好きな色」を選ぶことをおすすめします。
一般的には快適に過ごせると言われる色だったり、
イメージや効果から選んだ色でも、好みでない色は、
何だか落ち着かず、寛げないものです。
毎日必ず目にするところなので、家族がリビングでずっと
過ごしたくなる空間にするために、"好み"も大切な基準となります。
2. 彩度をおさえた明るい色味が、お部屋を広く見せる。
例え一面だとしても、部屋の中で大きな面積を占める壁は、
色がついていると、白い壁に比べ多少の圧迫感があります。
お部屋の大きさにもよりますが、下の画像のように
濃い色の壁だと、重厚感はあるものの、
どこか窮屈に感じてしまうかも・・・。
特に、家族が集まったり、お客様を通すリビングなどは、
暗い色や強い色よりも、明るい色味の壁がおすすめです。
こちらは、同じグリーンでも、
先程の部屋より広く見えますね。
白は最も軽く、黒は最も重く感じられる色なので、
白を多く混ぜた色味を選ぶと、開放的なお部屋になります。
また、同じ明るさでも、彩度(鮮やかさ)を抑える事で
リラックス効果がプラスされ、より寛げる空間となります。
ほんのりと色付いたような淡い色味が、
落ち着ける空間づくりには最適なのですね^^
3. サンプルで少し地味に感じるくらいの色味を選ぶ。
工務店などで実際に内装を決める際は、小さな
色サンプルを見ながら、という場合が多いと思います。
色は、面積が大きくなると、明るい色はより明るく、
暗い色はより暗く見えるという特徴があります。
京都店でも、生地サンプルを使ってご案内する事が多い
ソファなどは、必ずその補足説明をさせていただいています。
例えば、鮮やかなブルーが人気のPURIは、
生地サンプルをお見せすると、思ったよりも暗いという
印象を受けられるのですが、実物を見た方の多くが、
「あれ、実物の方が明るく見えますね!」とおっしゃいます。
そこで、明るい色味の色壁に決める場合は、
「いいな」と思ったサンプルの色よりワントーン
落としたものや、「少し地味かな?」と感じられる
くらいの色を選ぶと、後々の後悔は少なくなるでしょう。
「実際は、サンプルとは違って感じられる」
という事を覚えておいてくださいね。
色壁を味方につけて、ワンランク上のリビング空間に♪
いかがでしたでしょうか。
最後にもう一度、ポイントをおさらいしましょう。
- 理想のお部屋のイメージと、好きな色を判断基準にする。
- 彩度をおさえた明るい色味が、お部屋を広く見せる。
- サンプルで少し地味に感じるくらいの色味を選ぶ。
色壁は、部屋のメインカラーとなります。
壁の色を決めてしまえば、その後の家具選びの1つの基準ができます。
ちょっとした事ですが、3つのポイントを抑えるだけで
より快適なお部屋となるので、ぜひ参考にしてくださいね♪
少し余談になりますが、家具の色を壁より濃くして、同色で
まとめるコーディネートは、センスが感じられおすすめです。
家具は濃く、壁や照明は薄く、下から上にかけて
"濃→薄"とグラデーションをつければ、
さらにお部屋を広く見せることができますよ。
壁の色決めでお悩みの方は、
スタッフへお気軽にご相談くださいね^^
3Dコーディネートのご依頼も、お待ちしております!
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