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更新日 2025年06月09日(月)

丸テーブルの購入前に知っておきたい! 
メリット・デメリットを徹底解説します。

こんにちは。リセノ編集部の増田です。

ダイニングテーブルを選ぶときに迷うポイントが、
「天板の形状」

「丸テーブル」にするか「四角いテーブル」にするか、
迷われる方は多いと思います。

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丸テーブルは、
四角いテーブルに比べるとやわらかいイメージで、
なんとなく「見た目がおしゃれ」と感じますよね。

ただ一方で、「使いやすさはどうなんだろう?」
と疑問に思われる方も多いです。

リセノでも丸テーブルを取り扱いしておりますが、
お客様からよくご質問いただきます。

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そこで今回は、テーブルの形に迷っている方に向けて、
丸テーブルのメリット・デメリットを解説いたします。

メリット・デメリットを理解して、
ご自身のライフスタイルに合うか確認いただくことで、
買った後の後悔を防ぐことができます。

インテリアとしての魅力に加え、
実際の使い勝手もあわせて解説しますので、
ぜひ最後までお読みください。

丸テーブルとは

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「丸テーブル」とは、
天板が「円形」のテーブルのことです。

多くの場合、
「中心点がひとつのまんまるな円」を指しますが、
「楕円形」も含めて丸テーブルと呼ぶこともあります。

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四角形のテーブルと違い、
四隅の角がないことが大きなポイントです。

丸テーブルのメリット

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それでは早速、
丸テーブルのメリットを解説いたします。

① コミュニケーションを取りやすい

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丸テーブルは全員がテーブルの中心を向いて座るため、
相手の顔が見やすく、
コミュニケーションを取りやすいです。

たとえば4人家族で座る場合、
全員の表情を確認しながら話ができて、
食事中の会話もはずみます。

また3人など奇数人で座るとき、四角いテーブルは
座る位置に偏りが生じ、少しぎこちない感じに。
円形なら、バランスよく座れて話しやすいです。

② やわらかい印象を与える

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丸テーブルは角がないため、
インテリアに「見た目のやわらかさ」をもたらします。

人間はとがったものを見ると
どうしても緊張を感じてしまうもの。

やわらかい円形を取り入れることで、
心理的な安心感を得られます。

また角がないためぶつけてケガをする心配が少なく、
小さなお子さまがいらっしゃるご家庭でも安心です。

▼「円形」がインテリアに与える影響について詳しく知りたい方はこちらをチェック。

③ 使用人数を限定しない

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丸テーブルは360度どの位置にも座りやすく、
使用人数の変化にフレキシブルに対応できます。

ご友人などと大人数で集まる食事の際には、
人の増減をゆるやかに受け入れてくれます。
全員でひとつのテーブルを囲めて便利です。

脚の位置によって多少座りやすさは変わりますが、
丸テーブルは家族構成やライフスタイルの変化に
対応しやすいテーブルと言えます。

④ どこからでも座れる

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丸テーブルはチェアが横並びにならないため、
どこからでも座りやすいです。

隣の人と干渉し合うことなく
好きな位置から席につけるので、
使い勝手の良さを感じます。

チェア同士がぶつかり合うことも少ないため、
ひじ掛け付きの「アームチェア」を
置きやすいというメリットもあります。

丸テーブルのデメリット

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丸テーブルのメリット、いかがだったでしょうか。
続いて、丸テーブルのデメリットも解説いたします。

① 手元がやや窮屈に感じる

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丸テーブルは同サイズの四角いテーブルに比べて、
手元がやや窮屈に感じることがあります。

一般的に1人が食事を取るために必要なスペースは、
「60cm×40cm」と言われます。

4人家族でテーブルを囲むことを想定して、
丸テーブルと四角いテーブルを比べてみましょう。

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四角いテーブルの場合は、
2×2で均等に食事を配置できますので、
テーブルの上を広く有効活用できています。

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一方丸テーブルは、同じくらいの天板の大きさで
同じ分だけ食事スペースを確保しようとした場合、
このように重なり合うことになります。

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四角いテーブルと比べ「角」にあたるスペースが
ないため、どうしてもやや手狭に感じるのです。

丸テーブルで全員分の食事スペースを
ゆとりを持って確保するには、
少し大きめのテーブルを選ぶ必要があります。

② 壁付けが難しい

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丸テーブルは直線部分がないため、
壁にぴったりとくっつけて配置することが難しいです。

四角いテーブルと比べるとわかりやすいですが、
壁との間に無駄なスペースが生まれてしまいます。

角がないテーブルが欲しいけれど、
どうしても壁付けが必要...という方は、
「半円形」のテーブルを選んでいただくと
良いかもしれません。

③ 広い設置スペースが必要な場合がある

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フレキシブルな印象の丸テーブルですが、
使用人数によっては、実は四角いテーブルよりも
広い設置スペースが必要になる場合があります。

ダイニングの間取りによっては、
人が通るためのスペースの確保が難しくなる場合も
ありますので、注意しましょう。

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具体的に解説していきます。
こちらのサイズの長方形テーブルと円形テーブルに、
4人で座るケースを比較してみます。

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チェアを後ろに引いて立ち座りするために
必要なスペースの目安は、「60cm」とします。

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まずは長方形テーブルの場合。
テーブルの奥行きにチェアを引くスペースを加えると、
奥行きは200cm必要です。

横幅はテーブルの幅のみですので、120cmになります。

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続いて丸テーブルの場合。
奥行きは230cmと長方形テーブルと
大きくは変わりませんが、問題は横幅です。

丸テーブルは四方に人が座るため、
横方向にもチェアを引くスペースを加え、
230cmが必要になります。

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このように、
同じようなサイズ感のテーブルであっても、
四角と丸で必要なスペースは変わります。

丸テーブルは壁付けも難しいので、
ダイニングスペースの間取りによっては、
人が通るための動線を確保できないことも。

丸テーブルを選ぶ際は、

・チェアに座る
・チェアを引いて立ち座りする
・後ろを人が通る

など、具体的な暮らしを想像して寸法を
確認いただくことをおすすめします。

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ちなみに1~2人で使用する場合は、
四角いテーブルとそれほど変わりません。

一人暮らしのワンルームや小さめのダイニングでは、
丸テーブルは省スペースにもなりおすすめです。

▼円形ダイニングテーブルのサイズ選びはこちらもあわせてご参照ください。

丸テーブルがおすすめな人

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以上のメリット・デメリットを踏まえると、
丸テーブルはこのような方におすすめです。

  • 家族や友人との団欒を大切にしたい方
  • 小さなお子さまと暮らしている方
  • ダイニングに広いスペースを確保できる方(3人以上の場合)
  • やわらかい印象のインテリアが好きな方

反対に、このような方には
丸テーブルはあまり合わないかもしれません。

  • テーブルの上を広々と使いたい方
  • 壁付けして使いたい方
  • 設置スペースをあまり広く取れない方

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ちなみに「楕円形」のテーブルは、
丸と四角の良いところを
どちらも備えたテーブルと言えるかもしれません。

角がありませんのでやわらかい印象で、
お子さまが頭をぶつけてけがをする心配も少ないです。

なおかつチェアを横並びにして座れますので、
テーブルを広々と使え、設置方法の幅も広がります。
ぜひご検討ください。

▼ダイニングテーブルのレイアウトパターンについてはこちらをチェック。

おすすめの丸テーブル5選

それでは最後に、リセノで取り扱っている
おすすめの丸テーブルを5つご紹介します。

① 伸長式ダイニングテーブル folk

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まずご紹介するのは、リセノでも一番人気の
伸長式円形テーブル「folk(フォーク)」です。

直径110cmの丸テーブルで、2人~4人で
使いやすいサイズ感が特徴です。

そして最大の特徴が、天板を追加することで
サイズを伸長させることができるところ。

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伸長時は横幅170cm×奥行き110cmの楕円形に
なりますので、4人~6人でもゆったり使えます。

人数の増減にフレキシブルに対応し、
ライフスタイルの変化にも寄り添ってくれる
ダイニングテーブルです。

友人をよくご自宅に招く方や、
これから家族構成の変化が見込まれる方など、
使用人数が変わってもテーブルを長く
使い続けたい方におすすめです。

▼リセノスタッフのリアルな愛用レビューはこちら。

② 伸長式ダイニングテーブル folk Jr.

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「先ほどの「folk」は、少し我が家には大きいかも...」
という方は、ひと回り小さな
「folk Jr.(フォーク ジュニア)」もございます。

こちらは直径90cmの円形テーブルですので、
コンパクトなダイニングやワンルームでも
置きやすいサイズ感です。

「folk」と同じく伸長式になっており、
伸ばすと140cm×90cmの楕円形に。

一人暮らしから二人暮らし、三人暮らしと
家族が増えても、長く使い続けられるテーブルです。

▼リセノスタッフのリアルな愛用レビューはこちら。

③ 昇降式ダイニングテーブル CIRCLE

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続いてご紹介するのは、自由に天板の高さを
調節できる「昇降式」のダイニングテーブル
「CIRCLE(サークル)」です。

ダイニングテーブルは食事だけでなく、
仕事や勉強など、幅広い用途で使われます。

また、大人からお子様まで、身長や体格の異なる
様々な人が使用するため、
その時々の「適正な高さ」は本来違ってくるはずです。

通常のテーブルは簡単に高さを変えられませんが、
「CIRCLE」ならそれが叶います。

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このように足元のペダルを踏みながら天板を動かして、
お子さまでも簡単に高さを変えられます。

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親のリモートワークからお子さまの勉強まで、
幅広い用途に柔軟に対応する昇降式テーブル。

シーンにあわせて高さを調整することで、
常に楽な姿勢を維持することができ、
長時間作業をしても身体の疲れが軽減されます。

▼昇降式のダイニングテーブルが気になった方はこちらのマガジンをチェック。

④ ダイニングこたつテーブル KAURA

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続いてご紹介する「KAURA(カウラ)」は、
「こたつ」付きのダイニングテーブルという
新しい暮らしを提案します。

「こたつ」と言えば「床に座って使う」もの。
冬はぽかぽかとあたたかく快適ですが、
椅子に座るダイニング空間には合わないアイテムです。

ですが「KAURA」なら、ハイタイプのテーブルに
ヒーターが付いているため、椅子に座りながら
こたつのあたたかさの恩恵を受けられるのです。

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天板下についた特殊なヒーターが、赤外線の力で
足元を直接じんわりと温めてくれます。

「こたつ布団」いらずなので、
すっきりした見た目を保てると同時に、
洗濯などのお手入れも不要になります。

こたつが欲しいけれど、美しいダイニング空間にも
憧れる...!という方は、ぜひご検討いただきたいです。

▼こたつダイニングテーブルが気になった方はこちらのマガジンもチェック。

⑤ カフェテーブル WIRY

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一人暮らしのワンルームや、小さなダイニングに
丸テーブルを取り入れたい方は、カフェテーブル
「WIRY(ワイリー)」がおすすめです。

天板の直径が70cmと非常にコンパクトですので、
限られたスペースにも設置しやすいテーブルです。

脚部分が「一本脚」になっているところも、
足元を広く使えて省スペースになります。

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小さなワンルームにテーブルやデスクを置く際は、
「生活動線」を確保できるかがポイントです。

四角いテーブルですと
角に身体をぶつけてしまうこともありえますが、
丸テーブルならそのリスクを回避できます。

コンパクトなスペースにテーブルを置く場合は、
丸くて小さなカフェテーブルをご検討ください。

▼リセノスタッフのリアルな愛用レビューはこちら。

メリット・デメリットを理解して、
後悔しない丸テーブルを選びましょう。

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いかがだったでしょうか。
それでは、今回のおさらいです。

▼丸テーブルのメリット

  1. コミュニケーションを取りやすい
  2. やわらかい印象を与える
  3. 使用人数を限定しない
  4. どこからでも座れる

▼丸テーブルのデメリット

  1. 手元がやや窮屈に感じる
  2. 壁付けが難しい
  3. 広い設置スペースが必要な場合がある

▼丸テーブルがおすすめな人

  • 家族や友人との団欒を大切にしたい方
  • 小さなお子さまと暮らしている方
  • ダイニングに広いスペースを確保できる方(3人以上の場合)
  • やわらかい印象のインテリアが好きな方

▼おすすめの丸テーブル5選

  • 伸長式ダイニングテーブル folk
  • 伸長式ダイニングテーブル folk Jr.
  • 昇降式ダイニングテーブル CIRCLE
  • ダイニングこたつテーブル KAURA
  • カフェテーブル WIRY

▼長く愛せるダイニングテーブルの選び方はこちらのマガジンをチェック。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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昇降式ダイニングテーブル CIRCLE

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カフェテーブル WIRY/NA 円形

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¥ 59,800


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¥ 52,800




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