リセノスタッフの自宅を訪ね、心地よいお部屋作りのヒントを学ぶ「ルームツアー」。バイヤー大場の自宅をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/roomtour/u85/2026-08-19.php公開日 2026年09月08日(火)
【ルームツアー】ヴィンテージ・民族テイストの3LDK一戸建て。
「好き」を詰め込んだ理想の空間
こんにちは。リセノ編集部の増田です。
リセノスタッフの自宅を訪ね、
心地よいお部屋作りのヒントを学ぶ
ルームツアーの第2弾。
今回は、商品部 中原の自宅を訪ねます。
3年前に引っ越してきた3LDK・一戸建てで、
ヨーロッパヴィンテージや民族系アイテムなど、
好きなものに囲まれて暮らす毎日。
いろんなテイストをミックスしていても、
なぜかごちゃごちゃせず、整った印象です。
その秘訣は、
どんなところにあるのでしょうか?
好きなものだけを集めた、3LDK・一戸建て
今回は、暮らしの中心となる
1階のリビングダイニングと
書斎を巡ります。
リビングは民族的な要素を取り入れ、
ダイニングはヨーロッパヴィンテージ調と、
ゾーンごとにテイストを少し変えているとのこと。
大きな開口部から光が差し込む気持ちのいい空間で、
インテリアのこだわりについて聞きました。
インテリアのコンセプトについて
中原:
もともとヴィンテージのアイテムや
経年変化した古いものが好きで、
それらが自然とインテリアのベースになりました。
最近では、北欧の雑貨や食器など、
色味のあるものを取り入れて変化を楽しんでいます。
大きく目指しているゴールは特にないですが、
その時々で「好き」と思うものを取り入れて、
それに合うように周辺をコーディネートしています。
お部屋作りのこだわりポイント
中原:
雑貨はついたくさん飾りたくなりますが、
あまりものを詰め込みすぎず、
適度な「余白」を残すことを心がけています。
ただ、余白を取りすぎると寂しい印象になるので、
広い空間では色味やフォルムなど
存在感の強いものを選び、バランスを取っています。
また、お部屋が単調にならないように、
高さの違うものを意識的に並べるようにしています。
① リビング
約16畳のリビングは吹き抜けになっていて、
天井が高く、とても開放的な空間です。
リビングの中心には、
ロッキングチェア Nychair X。
省スペースで座り心地もよく、
テラスでアウトドア時間を過ごすときなど、
自由に移動しやすいところに惹かれました。
引っ越してしばらくは
ソファーを置いていませんでしたが、
とうとうお迎えしたのが
コーナーソファー AGRA。
コンパクトなのでリビングを広く使えて、
なおかつしっかりくつろげるところがポイント。
お迎えする前は反対されていたという奥さんも、
今では毎日ここでうたた寝するくらい
気に入っているとのことです。
玄関側の壁には、
ヴィンテージショップで出会った家具たちが並び、
なんとも良い眺めです。
左は「70B」で購入した
イギリスの無名(アノニマス)のコンソール。
右も同じく「70B」で一目惚れして買った
アノニマスのビューローです。
どちらも有名かどうかより、
佇まいの美しさに惹かれて選びました。
壁面には、民族柄のタペストリーや
拾ってきた流木などを飾り、
ギャラリーのようなスペースに。
クラシカルな意匠の
ウォールシェルフH/Aも、
空間にほどよくなじんでいます。
② ダイニング
ダイニングは、約5畳と少しコンパクト。
プリミティブな雰囲気のリビングに比べて、
ヨーロッパヴィンテージが中心の
上品な雰囲気にまとめています。
ダイニングの主役は、
G-PLANの「Fresco」シリーズのテーブル。
友人が遊びに来たときにも広々使えるようにと、
少し大きめの伸長式を選びました。
チェアは2脚とも「70B」で購入したもので、
左手前はモーエンス・コードの
「ペーパーコードダイニングチェア」。
右奥はアーコールの
「ゴールドスミスアームチェア」です。
サイドボードも、同じくG-PLANのヴィンテージ。
テーブルと揃えたことで自然な統一感が生まれ、
上質な雰囲気になりました。
ペンダントライトは、
福岡の「TRAM」というお店で購入したもの。
レース生地で作られておりディティールが美しく、
貴重な一点ものなので、
本当に出会えてよかったアイテムです。
③ 書斎
約5畳の書斎は、作業だけでなく
趣味のDIYを楽しむ大人の秘密基地のような空間。
2ドアサイドボード siltaは、
飾り切れない雑貨を整理するために
欠かせないアイテム。
味わい深い木目の表情が、古道具の質感と
ほどよくマッチしてくれました。
ひときわ存在感を放つこちらは、
アジアのアンティーク家具を取り扱う
「TABULE」で購入したチェスト。
もとは薬局で使われていたものだそうで、
小さな引き出しにDIYのパーツや工具を
収納しています。
スタイリングとディスプレイの工夫4選
ヴィンテージショップや蚤の市で集めた家具・雑貨が、
美しくスタイリングされた中原邸。
インテリアを詳しく紐解いていくと、
整然とした印象を保つ工夫が見えてきました。
① 空間を「上・中・下」に分けてスタイリングする
中原邸のダイニングに注目すると、
空間を「上・中・下」に分けてスタイリングする
というセオリーが取り入れられていました。
空間を「上・中・下」の3つに分けて、
それぞれに見どころを作ることで、
美しくバランスの取れたお部屋になります。
- 上空間:目線の高さ
- 中空間:主要な家具の高さ
- 下空間:床の高さ
家具は基本的に「下空間」に集まるので、
「上空間・中空間」をしっかり彩ることが、
美しいお部屋への第一歩です。
主要な家具を置き、「下空間」のみ埋まった状態
テーブルやサイドボードの上に雑貨を飾り、「中空間」も埋まった状態
目線の高さにアクセントを作り、「上空間」まで埋まった状態
このように、空間のバランスを整えることで、
お部屋の見心地がガラッと変わります。
また、このようにお部屋の角が空いている場合は、
背の高いアイテムで埋めるのが効果的。
お部屋の角を埋めることで、
角ばった緊張感がやわらぎ、見心地が整います。
② 「アクセントアイテム」をお部屋に散りばめる
個性を感じるような
「アクセントアイテム」を取り入れると、
お部屋に見どころが生まれます。
リセノでは、
- 古びた趣きのあるもの
- 時間とともに表情が変化するもの
- 織ったもの・編んだもの
- 自然素材
- 手仕事のあとが感じられるもの
こちらの5つを
代表的なアクセントアイテムと考えています。
中原邸には、この5つのアイテムが
お部屋の各所に散りばめられていました。
古びた趣きのあるもの
織ったもの・編んだもの
自然素材
手仕事のあとが感じられるもの
それぞれ違った背景を持つ雑貨たちも、
「古い」「手仕事」などの共通点があることで、
自然な統一感が生まれます。
③ 「三角構図」でディスプレイする
雑貨の量が多くても景色が整って見えるのは、
ディスプレイのセオリーを取り入れているから。
雑貨を三角形になるように飾る
「三角構図」がポイントです。
三角形になるように飾ることで、
アイテム同士がひとまとまりになり、
高さのリズムが生まれて美しく見えます。
こちらは、好きな雑貨だけを集めた
書斎のお気に入りスペース。
ランダムにアイテムを配置しているように
見えますが...、
実は、「三角構図」を複数組み合わせています。
三角構図を取り入れて、高さのリズムと
ほどよい余白を作り出すことで、
物が多くても整然とした景色になります。
④ 「見せる収納」と「隠す収納」を使い分ける
キッチンカウンターの裏には、
オープンタイプの収納に、
アートやオブジェをスタイリング。
このように、飾って見せたい雑貨には、
「見せる収納」を取り入れています。
一方で、こちらのヴィンテージのビューロー。
扉を開けると、カラフルな子どもの
勉強道具やフィギュアがたくさん。
このように、お部屋のテイストに合わないものや、
生活感の強い日用品は、
扉付きの家具で「隠す収納」を。
「見せる収納」と「隠す収納」を使い分けることで、
お部屋をすっきり保つように心がけています。
おしゃれなお部屋には、
「インテリアのセオリー」が詰まっています。
いかがでしたか。
今回は、商品部 中原の自宅をご紹介しました。
個性の強いアイテムが集まっていても、
スタイリングの要点を押さえることで、
お部屋全体の調和が美しく保たれていました。
このように、おしゃれなお部屋には、
見心地と使い心地を整えるための
「インテリアのセオリー」が
取り入れられています。
リセノでは、
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