
ぽっかり空いた余白を、お部屋の主役へと彩る「ウォールシェルフ Liimo(リーモ)」。 複数のサイズを組み合わせることで、センス不要でディスプレイを楽しむことができます。
https://www.receno.com/shelf2/liimowsh.php公開日 2026年03月11日(水)
こんにちは。プロダクトデザイナーの仮屋﨑です。
「Re:CENO product」より新たに、
ウォールシェルフ「Liimo(リーモ)」を発売します。
ウォールシェルフはお部屋の壁面を彩るアイテムとして
魅力的なものが多いカテゴリー。
ですが、単純に飾るという機能しか持たないために
インテリア初心者の方にとっては
少し扱いが難しいアイテムかと思います。
そこでLiimoは、リセノがこれまで培った
セオリーを活用して、誰でも簡単に素敵な
ディスプレイができるように設計しました。
今回は、この新作ウォールシェルフについて、
企画経緯とコンセプト設計を紐解いていきます。

ぽっかり空いた余白を、お部屋の主役へと彩る「ウォールシェルフ Liimo(リーモ)」。 複数のサイズを組み合わせることで、センス不要でディスプレイを楽しむことができます。
https://www.receno.com/shelf2/liimowsh.php
こうしたお客様からのお声は、
私たちもよく耳にします。
実は、この「物足りなさ」の正体は、
家具の数やデザインではなく、
「空間の配置バランス」にあることが
多いのです。
特に、インテリアを充実させ始めたころに
手つかずになりがちなのが「壁面の余白」。
リセノでは、インテリアのセオリーとして
空間を「上・中・下」に分けて考える方法を
おすすめしています。
と、それぞれの空間ごとで何が足りていないのかを
認識して、必要なアイテムを取り入れ、
しっかりと「見どころ」を作ってあげることで
全体として美しいお部屋にすることができます。
詳しくは下記のセオリーマガジンをご覧ください。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「空間配置」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-06-28.php例えば、インテリアを整え始めるとき、
まずはソファーやダイニングなど大きな家具から
揃えていくと自然と「中・下空間」に物が集まります。
すると、お部屋をパッと見たときに
目線が集まりやすい「上空間」が
ぽっかりと空いてしまいます。
この手つかずの「上空間」が、
お部屋の寂しさの正体です。
ソファーの上がぽっかり空いてしまっている
視線が留まるべきアイキャッチがないため、
のっぺりとした印象が生まれてしまうのです。
そこで、この「上空間」を彩るのに
最適な物のひとつが、ウォールシェルフ。
ぽっかり空きがちな壁に立体感とリズムが生まれ、
少ない手数でお部屋の印象を整えられます。
ウォールシェルフがアイキャッチになる
しかし、ウォールシェルフは
インテリア初心者の方にとっては
少し扱いが難しいアイテムです。
いざお部屋に取り入れようとすると、
「何かを飾る」という目的が先行するため、
という新たな悩みが生まれてしまいます。
また、賃貸にお住まいの方は
原状回復なども気になるところかと思います。
今回開発したウォールシェルフ「Liimo」は、
そうした「壁面を飾る難しさ」を解消し、
誰でも簡単にディスプレイを楽しめるように
設計しました。
「ディスプレイにはセンスが必要」と
思われがちですが、実はプロも使う
基本的な「セオリー」さえ知っていれば、
誰でも美しいスタイリングは可能です。
リセノで紹介している代表的なセオリーが
「三角構図」。
高さの異なる「大・中・小」のアイテムを
三角形に配置することで、リズムが生まれ、
ひとつの美しいまとまりとして見せることができます。
詳しくは下記のセオリーマガジンをご覧ください。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「ディスプレイ」のセオリー後編をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-09-07.phpLiimoはこのセオリーを応用的に
誰でも簡単に実践できるように設計しています。
「大・中・小」の3つのサイズをデザインして
シェルフ本体自体を「三角構図」の
物理的なテンプレートにできるようにしました。
自然に三角構図が作れるので、手軽にスタイリングが整う
ただシェルフを組み合わせるだけで、
自然と「大・中・小」のリズムが生まれ、
三角構図の土台が完成します。
シェルフ本体がすでに三角構図になっているため、
あとはそれぞれのシェルフに三角構図やそのほかの
セオリーを活用して、小物を飾っていただくだけで、
まとまりのある素敵なディスプレイが出来上がります。
Liimoのこの組み合わせ機能を
実現しているのは、棚板を垂直に貫く支柱部分です。
複数のシェルフを設置する際は、この支柱を揃えて
「縦のラインを合わせる」という簡単なルール
を守るだけで、シェルフ全体の一体感とともに
空間全体も整って見えるようにデザインしています。
壁を飾る際の最大の障壁のひとつが
「壁に穴を開けられない」というお悩み。
特に賃貸住宅に
お住まいの方にとっては切実な問題です。
Liimoは現代の暮らしに合わせて、
石膏ボード専用の跡が残りにくいピンで
簡単に取り付けられるようにしています。
ピン跡は1mm程度ですので、
爪なので壁紙を押し込めば、
ほとんど分からなくなります。
もしピン跡が気になる方は
下記のマガジンに穴の埋め方を
ご紹介していますので、ご覧ください。
画鋲であいた無数の穴をキレイにしませんか。ネジで穴をあける前にしておくべきこともお伝えします。
https://www.receno.com/pen/maintenance/u41/2023-07-11.php
Liimoは
の3サイズをご用意しています。
3つのサイズを組み合わせることで、
リビングの大きな壁から、玄関や廊下の
ちょっとしたスペースまで、あらゆる広さの壁面を
効果的に彩ることが可能です。
TVの上の壁や、サイドボードの上の壁など
アートを置くには広く空きすぎている
壁面を飾るのに向いたサイズ感です。
上から幅45cm、幅80cm
このサイズは同じサイズを組み合わせるより、
異なるサイズを組み合わせて広い壁面に
大きなリズムを生み出すように使うのがおすすめです。
幅が60cmと大きすぎず、小さすぎないサイズ感です。
上から幅80cm、幅60cm
組み合わせればTVの上の壁を広く飾ることも
単体使いでデスクやコンソールの上を
飾ることもできます。
上から幅45cm、幅60cm
幅80cmタイプ、幅45cmタイプどちらとも
相性が良いので、大きく飾りたいとき、
小さく飾りたいときと
使い分けていただきやすいと思います。
幅が45cmと短く、コンパクトなサイズ感です。
幅45cmを2つ上下に並べる
単体使いで玄関やトイレの
ちょっとした飾り棚としてお使いいただけたり、
同じサイズを組み合わせてコンパクトな
お部屋で少し大きな見どころを作るのにおすすめです。
奥行は全サイズ共通で14cmです。
文庫本や小さめのビジネス本くらいまでの書籍なら
すっぽりと収まるサイズ感です。
また、耐荷重が4kgのため、文庫本であれば、
15~20冊程度を置くことができるので、
ちょっとした本棚としてもお使いいただけます。
インテリアに夢中になると、
蚤の市で出会ったヴィンテージのオブジェや、
旅先で見つけた手仕事の雑貨など、
お気に入りのアイテムが少しずつ増えていきますよね。
そうした愛着のあるコレクションが増えるにつれて、
欠かせないのが「飾る場所」です。
インテリアは日々の暮らしにともない、
さらに充実していくものだと思います。
Liimoは単体でも見心地が良いデザインにしていますが
インテリアの「好き」が増えるたびに
少しずつお部屋を彩れるよう、
組み合わせて使うことでさらに素敵なディスプレイが
できるように設計しています。
最初はひとつからでも大丈夫です。
コレクションが増えたら、またひとつ。
上から幅60cm、幅45cm
コンパクトなお部屋では、
大きな棚を増やすのはスペース的に難しい。
そんな方にもおすすめです。
暮らしの変化に寄り添いながら、
ディスプレイのステージを広げていくことができます。
幅60cmを2つ斜めに並べる
ひとつ買って終わりではなく、
ご自身の愛着あるコレクションとともに
長く使い続けられる。
これも、Liimoに込めた大切な想いです。
ここからは実際のお部屋や場所で
どのタイプを、どう使うのがおすすめか
それぞれのスタイリングをご紹介していきます。
上から幅60cm、幅80cm、幅45cm
ソファーの背面やテレビの上など、
視線が集まる「フォーカルポイント」の壁は、
意識してアートや植物などを飾らないと
ぽっかりと空いてしまいがちです。
ソファーやTVボードは
お部屋の中でも特に大きな家具。
ですから、その存在感に負けないように
一番大きな幅80cmタイプのシェルフを中心として
上下に幅60cmタイプと45cmタイプを
配置することをおすすめします。
上から幅45cm、幅80cm、幅60cm
これだけで、壁全体をひとつのアートのように見せる
安定感のある大きな三角構図が完成。
あとは、蚤の市で出会ったお気に入りの雑貨や
アートポスターなどを飾ったり、
複雑性のある植物などを飾れば
ぽっかり空いた壁が、お部屋の印象を
決定づける主役になります。
ワンルームなどの大きな収納家具を置けない
コンパクトなお部屋では、幅60cmタイプを
まずはひとつ取り入れていただくのがおすすめです。
前述の通り、奥行が14cmで耐荷重が4kgあるので
収納場所がないと積みあがってしまう本や
なにかと散らかりがちな日用品をボックスに入れて
置いておくなど、フォーカルポイントでありながら
収納家具としてもお使いいただけます。
幅60cmを2つ斜めに並べる
飾りたいもの・収納したいものが増えてくれば
もう1つ買い足すなど、暮らし方に合わせて柔軟に
拡張できるのもおすすめのポイントです。
限られたスペースである玄関には、
小さなサイズの幅45cmタイプを
ひとつ取り付けていただくのがおすすめです。
鍵やアクセサリー・香水など
出かける前の身支度品の一時置きとして
雑多になりがちな玄関のアイテムも
統一感のあるディスプレイに早変わりします。
家の顔である玄関に、
機能性と温かみをプラスできます。
上から幅60cm、幅45cm
デスク周りなど、パーソナルな空間では、
幅60cmタイプを中心に幅45cmタイプを
組み合わせてお使いいただくのがおすすめです。
本や文房具の収納として使いながら、
周りにお気に入りの雑貨やポスターなどを
散りばめれば、自分だけの空間を彩ることができます。
ナイトテーブルなどを置けないくらいの
スペースのベッド横には幅45cmタイプを
ひとつ取り付けていただくのがおすすめです。
就寝前に読む本やポータブルライトなどを置いて
ゆったりとした時間を過ごしていただけます。
また、ウレタン塗装を施しているので、
温かい飲み物を置いていただいても
安心してお使いいただけます。
シェルフの組み合わせとして
異なるサイズを合わせるのもいいですが、
同じサイズを組み合わせるのもおすすめです。
幅45cmを3つ上下に並べる
例えば、同じサイズを3つ垂直に並べれば
静かで整然としたリズムが生まれ、
もとから1つの飾り棚のように見せることができます。
Liimoを買い足してお使いいただく時におすすめです。
幅60cmを3つジグザクに並べる
一方で、同じサイズでもジグザグに配置すれば、
空間に規則的な動きのあるリズムを生み出せます。
季節の変わり目や気分転換に、
気軽に模様替えを楽しんでいただけるかと思います。
Liimoは、ただ飾るための道具ではなく、
それ自体が美しいインテリアの一部となるように
細やかなディテールにもこだわりました。
棚板には「船底仕様」を採用しています。
船底仕様とは、棚板の下を
斜めにカットした仕上げのことです。
この仕様にすることで、正面から見たときに、
棚板が薄く見えて、美しい印象を感じられます。
壁面にいくつものシェルフを並べると
それだけでお部屋が圧迫されてしまいます。
上から幅45cm、幅80cm、幅60cm
船底仕様であれば、棚板が薄く見えて、
全体のシルエットが軽やかになるので、
シェルフが複数個並んでいても
重苦しい印象になりません。
また、シェルフ単体をお使いの場合でも、
線が細いシルエットなので、コンパクトな空間でも
軽やかな印象を与えてくれます。
使用しているのは、オーク材です。
古くから家具材として親しまれてきたこの木は、
経年によって少しずつ飴色へと深まっていく
美しい変化が魅力です。
ヴィンテージ家具にもよく使われており
「育てるように楽しめる木材」として
長く愛されています。
使い続けるほどに、
より美しい風合いへと変わっていく。
そんな経年変化を楽しめる素材として、
このオークを選びました。
飴色に育てていくのも楽しみの一つです。
塗装は「ウレタン塗装」を施しています。
水や汚れに強く、メンテナンスが容易で、
非常に長持ちする塗装方法です。
水拭きも出来ますので、
ちょっとした汚れがついた場合も、
簡単にメンテナンスができます。
カラーは、リセノの家具とも合わせやすい
「ナチュラル」「ヴィンテージレッド」「ブラウン」の
3色をご用意。
お部屋のテイストに合わせてお選びいただけます。
上から幅60cm、幅80cm、幅45cm
ナチュラルは、オーク材の色味を活かした、
爽やかで明るい仕上がりです。
木の温かみを感じながら、
空間をスッキリ広く見せられます。
上から幅60cm、幅45cm
ヴィンテージレッドは、
1950年代頃の北欧ヴィンテージ家具のような趣きと、
上質さをイメージしたカラーです。
古い北欧家具にも馴染みますので、
ヴィンテージ好きの方にも
お選びいただきたいカラーです。
上から幅45cm、幅80cm
ブラウンは、男性っぽい印象がありますが、
リセノスタッフの中でも、女性スタッフに
とても人気のあるカラーです。
木目がはっきりとしており、
より木製家具のような趣きを感じられます。
ということで、新作ウォールシェルフの
企画の経緯とコンセプトについてご紹介しました。

ぽっかり空いた余白を、お部屋の主役へと彩る「ウォールシェルフ Liimo(リーモ)」。 複数のサイズを組み合わせることで、センス不要でディスプレイを楽しむことができます。
https://www.receno.com/shelf2/liimowsh.php
インテリア初心者の方にとっては
少し扱いずらいアイテムですが、
セオリーを活用し、ルールを設定することで、
誰でもお使いいただきやすいものにデザインしました。
もちろんインテリア上級者の方にも
ご自身の経験とともに、素敵にディスプレイを
楽しんでいただければと思います。
インテリアの「好き」が広がり始めたときの
飾り場所としてご検討いただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
リセノの公式がアプリが新しくなりました!
新しいアプリでは、
を無料でご利用いただけます。
このアプリで手軽にインテリアを学んだり、
シミュレーターでお部屋イメージを確かめたり
していただけます。
アプリについて詳しくはこちらのページをご覧ください。
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