お部屋を春夏仕様に。ソファーカバー・ラグマット・カーテンの3つを衣替えしてみました。
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u70/2024-05-15.php公開日 2024年06月06日(木)
更新日 2025年06月12日(木)
【わたしの愛用品】Before/Afterでみるインテリアの衣替え
~北欧テイストな寝室・夏編~
こんにちは。
Re:CENO 福岡店のエノモトです。
今年の夏は、例年よりも蒸し暑い毎日が続きますね。
我が家では、リビングを春夏仕様に変更したら、
次は寝室と、ベッド周りも衣替えを行いました。
After/春夏仕様
視覚的に爽やかさを出すため、
今回は手軽にお部屋の印象を変えてくれる
ファブリックアイテムに注目しました。
私が衣替えを行ったメインアイテムは以下のとおり。
- ブランケット:ウール素材から、コットンリネン素材へ。
- クッションカバー:ブークレ素材から、コットン素材へ。
春夏素材を取り入れることで、
寝室がどのように変わったのか。
その様子をbefore / afterでみなさんに
ご覧いただければと思います。
Before | 暖色カラーで温もり感じる空間
秋冬の時季は、寒さを和らげるために
暖かみを感じるお部屋づくりを意識しています。
ブラウンや黄色など暖色系を取り入れ、
素材はウールやテラコッタなど、
温もり感じるアイテムを配置していました。
まずは、Beforeとなるコーディネートについて
ご紹介いたします。
① ブランケット:ホッと安心を与えてくれる「ウール素材」
以前は「ウールブランケット linoo Altum」を愛用し、
寝室にほっこり感を取り入れていました。
まるでセーターのような編模様を施した
ブランケットで、素朴ながらも温かな雰囲気を
感じるのがお気に入りポイント。
ざっくりと大らかな編模様は、
お部屋のアクセントとしても大活躍でした。
通気性と吸湿性が高い素材なので、
オールシーズン使用可能なのですが、
これからの季節は爽やかさを重視したい。
泣く泣く、変更することにしました......。
② クッションカバー:もこもことした素材が特徴「ブークレ素材」
クッションは寝室でもリビングでも、
インテリア要素を取り入れるためのアイテムとして
とても優秀です。
秋冬は、表面のループが大きく、
しっかりとした厚みを感じるブークレ素材で、
「温かさ」という要素を空間にプラスしていました。
カラーはホワイトで、
これからの季節にぴったりですが、
どうしても素材で暑さを感じてしまいます。
ブランケットと合わせて、
クッションも涼しさ感じる素材に変更していきます。
「ブークレ素材」とは?
表面に糸のループが出るように加工された生地を指します。
モコモコとした肌触りや見た目から、フェミニンで暖かな印象を感じさせます。陽の当たり方や、見る角度によって表情が変わるのが魅力。
素材感でお部屋にアクセントを入れるにはもってこいです。
After | 寒色カラーで涼しさ感じる春夏仕様に
これからの季節、蒸し暑さ、寝苦しさは
どうしても免れない。
機能的な部分も大事ですが、
視覚からも対策をしていこうと考えました。
涼しさを感じるには寒色カラーが鉄板。
夏の夜を快適に過ごせるように、
寝室のインテリアアイテムを変更しています。
暖色・寒色は体感温度と関係ある?
人の体感温度は、さまざまな外的要因から影響を受けています。
視覚からの刺激も要因のひとつ。
暖色系と寒色系の部屋では、約3℃も体感温度に違いがあるといわれています。
① ブランケット:シャリ感と柔らかさを持つ「コットンリネン素材」へ
新たに取り入れたのは、
「リネン&コットンブランケット elvang Dahlia」。
ブランケットは、
寝室の中で大きな面積を占めるアイテム。
そのため、
清涼感を感じられるかどうかを軸に選びました。
ただ涼しさを得たいならば、
「寒色」のみを意識すれば良い。
しかし、北欧テイストが好きな私は、
シンプルすぎるのも、モダンな印象に
なりすぎるのも好みではありませんでした。
「elvang Dahlia」は淡くやさしいアースカラーと、
主張しすぎない格子柄でほどよい暖かさと
複雑性もプラスしてくれます。
そのため、北欧の柔らかさと
コントラストが感じられる寝室に。
季節感と複雑性が共存した空間になって大満足です。
肌触りはさらりとしており、涼しさを感じながらも
ふんわりとしたやさしい質感。
ブランケット1枚で眠ることもあるのですが、
子どもたちもストレスなく、スヤスヤです。
リネンの固さに抵抗がある方にも、
おすすめの素材です。
「コットンリネン素材」とは?
コットンの持つ柔らかさと保温性。リネンの持つ通気性の良さと独特のシャリ感。
ふたつの良いところを併せ持つ素材です。
「リネンのチクチクが苦手」と感じている方におすすめです。

春夏におすすめの「リネン&コットンブランケット Dahlia(ダリア)」。淡いアースカラーと優しい表情の格子柄で、インテリアにも馴染みのよいデザインです。
https://www.receno.com/blanket/el-dahlia-bl.php② クッションカバー:素肌に触れても気持ち良い「コットン素材」へ
夏に向けて、クッションは「涼しさ」を
感じるための要素として取り入れました。
ブランケットとの親和性を考え、
同じブランド「elvang」のクッションカバーを選択。
ブークレ素材からコットン素材に変えるだけで、
見た目の軽やかさと肌触りの心地よさを得られました。
「青み」を感じるグレーで、落ち着きと共に、
冷感もお部屋にプラスしてくれています。
コーディネートのポイントは、この「青み」を
レピテーションさせていること。
寒色をベースカラーに、
少しの暖色カラーをアクセントとして
取り入れることで、インテリアとしての楽しみを
加えた空間になりました。
お部屋の中で同じ要素を「繰り返し」使うことで、インテリアにまとまりが生まれるテクニックを、詳しく解説します。
https://www.receno.com/pen/coorderule/u4/2022-06-03.phpコットンのさらりとした質感が気持ち良いのか、
よく子供が枕代わりに使っているのを見かけます。
見た目だけでなく、肌触りにも満足です。

オーガニックコットン 100%を使用した「コットンクッションカバー elvang Thyme(エルヴァン タイム)」。北欧ならではのシンプルデザインと、美しいカラーリングが魅力です。
https://www.receno.com/cushion/el-thyme-cu.php季節に合わせたインテリアで、快眠をいざなう寝室へ。
寝室の印象を変えるには、
ファブリックアイテムの衣替えが1番。
費用的にも労力的にも、
手軽に替えられるのでおすすめです。
そして、季節感を取り入れるには
「素材感」と「色」が重要です。
涼し気な色、サラッと快適な素材を迎え入れて、
心地よい眠りを叶えてください。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また。
▼夏のお部屋の模様替えは、こちらのマガジンもチェック。
お洋服を衣替えするように、お部屋も衣替えをして、気分を変えてみませんか?
https://www.receno.com/pen/coordinate/u67/2024-05-07.php夏に向けて、インテリアをアップデートしました。その記録と、心掛けていることを綴ります。
https://www.receno.com/pen/essay/u58/2024-06-26.php

























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制作部 清水
製品企画 中原
元編集部 岩部