「好みのインテリアスタイルの見つけ方」として、インテリアの様々なスタイルと特徴をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/beforestyling/u4/2025-04-04.php公開日 2026年07月09日(木)
インテリアの好みが合わないときは?
家族全員で納得して進めるお部屋づくりのコツ
こんにちは。リセノ編集部の増田です。
ご家族でインテリアを整えるとき、
人によってインテリアの好みが違うことは、
よくある悩みのひとつですよね。
特にお互いの好みがはっきりしている場合は、
「私はこれがいい!」「僕はこっちがいい」と、
意見がぶつかり合ってしまうことも...。
そこで今回は、これまでリセノが
さまざまなお客さまからいただいた
インテリア相談の経験をもとに、
家族全員が笑顔で過ごせるような
お部屋づくりのヒントをお届けします。
インテリアの好みが合わないときの考え方

まずは、家族でインテリアの好みが
なんとなく違っていそう...というときに、
どのような方法ですり合わせていけばいいか、
その考え方についてご紹介します。
大前提として、
誰かひとりの主張だけを取り入れたインテリアは、
結果として、家族みんなにとって
居心地のよくないお部屋になりやすい。
ということをご理解ください。
誰かひとりの主張が通ったインテリアは、
ほかの人は我慢を強いられることになりますし、
主張を通した本人も、
心のどこかで気まずさを感じてしまうものです。
お家は家族で長い時間を過ごす場所ですから、
みんなが納得できる形に整えるのが理想です。
家族全員の好みを集めて、取り入れる。
なかなか難しいところではありますが、
こちらの前提に立ったうえで、
お話を進めていきたいと思います。
① それぞれの好みを具体化・共有する

まずは、お互いが好きなインテリアのイメージを、
目に見える形で具体化することから始めましょう。
おすすめは、
好みのインテリアの写真を集めることです。
雑誌やInstagram、Pinterestなどを活用して、
「いいな」と思うインテリアの事例を、
まずはそれぞれ自由に収集してみてください。
次に、集まった写真を、
インテリアテイストのポジショニングマップに
当てはめてみます。
インテリアテイストは、
あたたかみ、リラックス ←→ かっこいい、洗練
↓↑ ↓↑
味わい、個性 ←→ 明るい、すっきり
大きくこちらの4つの軸に分類することができます。
明るい木の家具が中心のナチュラルインテリアは、
「あたたかい × 明るい」テイスト。
北欧に和の雰囲気が混ざったジャパンディは、
「あたたかい」と「かっこいい」の
中間に位置するようなテイストですね。
ヴィンテージやアンティーク家具がお好きなら
「あたたかい × 味わい」、
カラフルな色使いに惹かれるなら
「かっこいい × 味わい」。
このように、4つの軸で分類することで、
お互いの好みの「近さ」や「遠さ」が、
客観的にわかるようになります。
距離が近い場合は、お互いの要素を
うまくミックスする方向性を考えたり、
距離が遠い場合は、それぞれがぶつかり合わない
エリア分けなどの工夫を考えたり。
一言で「好みが違う」と言っても、
どれくらい違いがあるのかを
把握することが大切なのです。
また、それぞれの好みのイメージを参考に、
理想のカラーパレットを
整理してみるのもおすすめです。
「落ち着いたアースカラーが好き」
「パステルカラーが好き」など、
色の好みの違いを理解することで、
歩み寄るポイントが見えてきます。
このとき、色そのもの(赤、青、黄など)よりも
注目したいのが、色のトーンです。
トーンとは、色の明るさと鮮やかさをあわせて
分類した色の調子のことを指します。
同じ赤色でも、パキっとした鮮やかな赤から、
白く淡いピンクのような色まで、
トーンの違いでまったく異なる表情になります。
もし好みの色が違っていても、
トーンが揃っていれば、
お部屋全体がうまくまとまることが多いです。
逆に好みのトーンが遠く離れている場合は、
色同士がぶつかり合ってしまうため、
メリハリをつけた配置が必要になるでしょう。
このように、まずは具体化した好みのイメージを
言葉や写真で共有し合うことが、
インテリアをすり合わせていく第一歩です。
好みのインテリアスタイルの見つけ方は、
こちらの記事で詳しくご紹介しています。
よろしければあわせてご覧ください。
② 「共通点」と「譲れないライン」を整理する
お互いの好みがわかったら、次は
共通点と譲れないラインを
整理しましょう。
インテリアを作っていくときは、
この「共通点」を軸に据えるのが成功の秘訣です。
たとえば、一人は「ミニマルなお部屋」を好み、
もう一人は「アンティーク調のお部屋」が好み
だとしましょう。
相反するようなテイストに思えますが、
お互いのイメージを見ていくと、
どちらも「木の質感」を大切にしていることが
見えてきたりします。
好きな木の色は違うかもしれません。
ですが、どちらも良質な本物の木を使い、
木肌や木目の表情を楽しみたいと考えている。
その共通点がわかれば、良質な木を使った
ヴィンテージのキャビネットをお部屋の中心に据えて、
インテリアを作っていくことができそうです。
その先は、お部屋にどれほどの余白を作るか、
全体の配色バランスはどうするかなど、
具体的な議論に進みやすくなります。
また、お互いにどうしても譲れない部分がある場合は、
無理に共有スペースに入れ込むのではなく、
それぞれのプライベートスペースでの
実現を検討していきます。
どちらかの好みを一方的に通すのではなく、
お家の中で棲み分けることを考えましょう。
そしてもっとも大事なのが、
共通点と譲れないラインの中間を探ること。
たとえば、大きなソファーやカーテンを
「花柄」にするのは抵抗があるけれど、
クッションカバーひとつなら
取り入れてみてもいいかな、という歩み寄りです。
色や柄の好みはそれぞれ違いますが、
小さなアイテムから取り入れてみると
意外と気にならず、なじむこともあるのです。
好みは「アクセント」で取り入れることで、
過度な主張を抑えられ、
インテリアの失敗も少なくなります。
土台となる大きな家具は、
全員が納得できるシンプルなものにして、
アクセント的にそれぞれの好みを入れるのは、
とても有効なアプローチだと思います。
③ 「家具単体」ではなく「お部屋全体」で考える
「この革張りのソファーがどうしても好き。」
「このラグジュアリーな棚を置きたい。」
このように、家具単体で
好みを持っている方は多いものです。
しかし、失敗しないインテリアの作り方は、
家具を単体ではなく、全体の組み合わせで
考えていくことがポイントです。
どんなに素敵な家具でも、
お部屋全体の調和がとれていないと、
どこかチグハグな印象になってしまいます。
「この家具をお部屋に置いたとき、全体はどう見えるかな?」
このように、単体から全体への視点を持つだけで、
家族間での議論もスムーズに進みやすくなります。
インテリアの好みが合わないときのアプローチ
それではここから、好みの違いを理解しながら
お部屋を作っていく2つのアプローチをご紹介します。
ポイントは、先ほど具体化・共有した
好みのインテリアイメージの距離感です。
距離が近い場合と遠い場合で、
2通りのアプローチを考えてみましょう。
① 「ミックスインテリア」に挑戦する
もし、お互いの好みが比較的近しく、
うまく調和しそうな場合は、
「ミックスインテリア」に
挑戦してみるのがおすすめです。
異なるテイストを掛け合わせることで、
他のお家には真似できない、
センスを感じる空間になる可能性を秘めています。
ミックスインテリアと聞くと難しそうに感じますが、
実は人気の高いインテリアテイストの中にも、
ミックス要素を取り入れているものは多いです。
たとえば「ジャパンディ」は、
「北欧」のスタイリングに、
「日本」の要素をミックスしたテイストです。
また近年人気の「韓国インテリア」も、
白が中心の「シンプル」な家具に、
自然素材の「複雑」な表情をミックスしています。
このように、異なる要素をミックスすることで、
ほかのテイストには出せない
特別な魅力を引き出すことができるのです。
特にLDKなどの家族の共有スペースでは、
場所ごとにテイストを分けるより、
ほどよくミックスさせた方が、
違和感のないインテリアになります。
失敗しないコツは、お部屋のベース
(内装や大きな家具)はシンプルに揃えて、
照明やアート、クッションなどの小物で
好みをミックスさせること。
小さなアイテムから始めることで、
お部屋全体のバランスを保ちやすくなります。
ミックスインテリアの作り方については、
こちらの記事で詳しく解説していますので、
ぜひ参考にしていただければと思います。
コントラストの心理効果で、インテリアに深みを与えるセオリーについて紐解いていきます。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-11-22.php② エリアを分けてスタイリングする
好みの距離が遠く、なじませるのが難しい場合は、
無理に共存させず、エリアを分けて
スタイリングする方法がおすすめです。
たとえば、ゲーミングチェアやぬいぐるみ、
趣味のコレクションなど、
どうしてもなじみにくいものはありますよね。
そんなときは、お部屋ごとやエリアごとに、
それぞれの「専用エリア」を
作ってしまうのも一手です。
そのエリア内では、それぞれが
自分の好きなように、自由にスタイリングする。
「ここは私の世界」と思える場所があるだけで、
ほかの場所での譲り合いも、
前向きに考えられるようになります。
LDKなど、共用スペースのエリア分けは
難しいところもありますが、たとえば
「リビングは夫、ダイニングキッチンは妻」のように、
よく過ごす場所で担当を決めるのもひとつのアイデア。
あるいは、共有エリアの一角に
小さな「ディスプレイスペース」を作り、
そこだけは個人の趣味を全開にする、
というのも素敵な解決策だと思います。
③ 「AIシミュレーター」で事前にチェック
「お互いの好みを混ぜたら、変にならないかな?」
「この家具とこのラグ、合うのかな?」
家族の好みをすり合わせていく中で、
家具同士の相性や全体の調和が
気になる場面も出てくると思います。
そんな不安があるときは、
AIシミュレーターを活用して、
事前にお互いの好みを反映させた
お部屋をチェックしてみましょう。
実際に画像として可視化されることで、
「意外と合うね」
「やっぱりここは控えめにしよう」と、
お互いが納得感を持って進めることができます。
頭の中でイメージをすり合わせるよりも、
格段に失敗のリスクを減らすことができます。
たとえば、
- 妻:あたたかみのあるナチュラルな雰囲気が好き
- 夫:スタイリッシュでモダンな雰囲気が好き
このような場合に、どれくらいのバランスで
ミックスさせていけばいいか、
参考にすることができるのです。
もともとのお部屋
AIシミュレーション後
リセノの「AIお部屋シミュレーター」では、
好みのインテリアテイストに合わせて、
AIがお部屋をトータルコーディネートしてくれます。
家族みんなの好みのインテリアをAIに伝えて、
「それをミックスして」とお願いすれば、
リセノのインテリアセオリーに基づき、
ミックスしたお部屋の画像を作ってくれるのです。
スマホなどで撮影したお部屋の画像があれば
どなたでも無料でお試しいただけますので、
ぜひ一度使ってみていただければと思います。
「AIお部屋シミュレーター」は、
リセノ公式アプリでご使用いただけます。
アプリダウンロードはこちら
AIシミュレーターの詳しい使い方は、
こちらの記事をぜひご覧ください。
ご自宅を簡単にAIシミュレーションできる画期的なツールを開発しました。
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https://www.receno.com/pen/beforestyling/u7/2026-04-24.php進め方に困ったときは、
リセノのプロスタイリングにご相談ください。
今回は、家族でインテリアの好みが違うときに、
みんなで納得しながらお部屋を整えていくための
考え方やアプローチをご紹介しました。
とはいっても、人によって、
好きなインテリアテイストはまったく異なります。
特にLDKや寝室などの共用スペースは、
納得のいく形に落とし込むのが
どうしても難しいこともあると思います。
そんなときは、ぜひ一度、
リセノのプロスタイリングにご相談ください。
お客さま一人ひとりの好みや理想の暮らしを伺い、
それを叶えるレイアウトやスタイリングを
ご提案させていただきます。
インテリアの方向性に行き詰ったとき、
第三者としてプロの視点が入ることで、
新しい道が見えてくることも多いです。
ぜひ、お気軽にご相談いただければと思います。
プロスタイリングの詳細・ご相談はこちらから
家族みんなが納得できるインテリアを整えて、
居心地のよいお家に。
いかがでしたか。
家族で好みが違って、なかなか納得のいく
インテリアを作れていなかった方も、
好みの具体化と、テイストの距離に応じた
アプローチを理解することで、
これまでよりもお部屋づくりを
整理しやすくなったのではないでしょうか。
ソファーやダイニングなどの大きな家具は、
折衷案としてシンプルなものを選び、
それぞれの好みを小物で取り入れるアプローチは、
インテリアのバランスも崩れにくく、
本当におすすめです。
お互いを思いやりながら作り上げた空間は、
きっと家族全員にとって、
一番落ち着く場所になるはず。
今回の記事が、皆さまの
お部屋作りのヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼ お部屋作りの進め方はこちらも参考にしてみてください◎
どういう基準で、家具を選ぶと良いのかの思考法について解説します。
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