兵庫県　K様 邸

コーディネート概要

お手持ちのアイテムとの相性と、ご希望のテイストを考慮して、北欧テイストにモダンな要素を加えてコーディネートいたしました。

レイアウト

リビングの基本レイアウトは変更せずに、一人掛けのソファーを加えた形となっています。

ダイニングはキッチンと並行に配置し、通行しやすいようにキャビネットの向きも変えて、リビングへの導線を2か所確保しています。

ラグマットを敷くことで、リビングのゾーニングができるので、コーナーとしてのまとまりが出ます。

デザイン性と機能性　どちらもカバーしたダイニングセット

ダイニングスペースにおすすめいたしますのは、【 merge 】のダイニングテーブル・ベンチと【 folk 】のダイニングチェアーの組み合わせです。

ダイニングではお仕事もされるということだったので、デザイン性だけではなく、機能性にも着目して商品を選定いたしました。

テーブルは、横幅が135cmありますので、軽食をとりながらお仕事の資料を広げることもできるくらい、スペースに余裕があります。
4人掛けサイズなので、ご来客の場合にもゆとりを持っておもてなしができる大きさです。

チェアーは、長時間座り続けることを考慮して、特に機能面を重視しました。
通常ダイニングチェアーには使用しないウェービングベルトを座面に使用している為クッション性に優れ、疲れにくい構造となっています。
また、通常のチェアーよりも座面・奥行ともに広めの設計になっているので、お仕事シーンでもお食事シーンでも、快適にお過ごしいたけます。

ダイニングの片側をベンチにして、視覚的に変化を付けて、圧迫感も軽減しています。
ちょっと腰かけたり、資料を置いたりと、多様性があるのがベンチのいいところです。

デザイン面でも、無垢材のナチュラルな素材感やコーデュロイの生地が、あたたかみを感じさせてくれます。

素朴な雰囲気を持ちながらもすっきりとしたシルエットなので、野暮ったくならずにスタイリッシュな印象です。

赤と黒のモダンなキャビネットとの調和も考慮して、ダイニングの照明は金属と木を組み合わせたアイテムでバランスをとりました。

ダイニングとのつながりを意識した、北欧モダンテイスト・リビング

リビングについても、一人掛けソファーや、ラグマット・カーテン・クッションといったファブリックアイテムで、「北欧」+「モダン」を表現しました。

リビングもダイニングも、全体的には落ち着いたベージュトーンのカラーで、やわらかな雰囲気でまとめています。
お部屋全体のトーンを揃えることで、少し離れたリビングとダイニングにも、空間としてのまとまりがうまれます。

そこに、リビングであれば、ラグマットやクッションの幾何学模様や、クッションやカーテンの挿し色でアクセントを加えました。
ダイニングであれば、真鍮の照明やお持ちのキャビネットが、アクセントとしてお部屋を引き締めています。

やさしい雰囲気の中にも、色や柄、素材などで変化を持たせることで、メリハリのある空間となります。

線の細い木製フレームとファブリックの組み合わせが、北欧テイストにマッチすると思い、リビング用の一人掛けチェアーには【 CORY 】を選びました。

背もたれ部分の高さがあるので、体を預けてゆったりくつろげますし、適度な硬さもあるので読書やお食事にも向いています。
比較的軽量で移動もしやすいので、ご来客時にダイニング用にお使いいただくことも可能です。

何より、後ろから見ても美しい木製フレームは、置いていただくだけで北欧風のインテリアとしておたのしみいただけます。

担当：プロサポート　中島