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パリで蚤の市巡り 
3大蚤の市のうち、2つの「ヴァンブ」と「クリニャンクール」に行ってきました。

こんにちは。バイヤーの大場です。

9月中頃、会社の一部スタッフで、
パリで開催される展示会「メゾン・エ・オブジェ」へ
行ってまいりました。

「メゾン・エ・オブジェ」は世界最大級の
インテリアとデザイン関連の国際見本市です。

最新のトレンドや海外の方のセンス力には、
学ぶことが多く、リセノの提唱する
ナチュラルヴィンテージスタイルの
新しい可能性を広げる大きな機会になりました。

今回はそんな出張の合間に立ち寄った「パリの蚤の市」
について、ご紹介しようと思います。

クリニャンクール全体.jpg

古いもの好きならば憧れる、本場パリの蚤の市

私は、インテリアが大好きですが、その中でも
「古いもの」に特に心惹かれまして、
動画でもご紹介させていただいています。

古いものが詰まった部屋で過ごすvlogや、
関西で開催される蚤の市の紹介動画などを、
配信しています。

Re:CENO Vlog『ときどき、古いもの』 
【バイヤーと巡る蚤の市】平安蚤の市|巡り方&お店&購入品紹介|京都で出会える古い日用品たち。カゴ、花びん、アートetc..

蚤の市の本場のパリでまさか行くことができるとは、
夢のようでした。

今回訪れたのはパリの3大蚤の市と呼ばれるうちの、
2つ「ヴァンヴ」と「クリニャンクール」へ。

それぞれレポートします。

気軽に回りやすい「ヴァンヴ蚤の市」

ヴァンブ蚤の市全体.jpg

パリの中心部からアクセスしやすく、治安もいいと
言われている「ヴァンヴ蚤の市」。

毎週土曜日、日曜日の朝から夕方までやっているそう。

街路樹とキレイな街並み、青空の下、ぶらぶらと
歩くだけでも気持ちよさそうな蚤の市です。

ヴァンブ蚤の市_ちょい引き.jpg

日本の蚤の市や骨董市と雰囲気が似ていて、
お店の方々も日本人に慣れているのか、
気さくな方が多かったので、回りやすかった印象です。

パリの中では小規模と言われているそうですが、
300店舗ほど出店されているとか。

じっくり回ろうと思うと2〜3時間は必要かなと思います。

かなさん.jpg
一緒に巡った店舗マネージャーのいわたも、真剣に物選び。

ハンコ.jpg
金属でできたハンコたち。何が書いてあるのか、どんな用途か分からずでしたが、心惹かれました。

刺繍.jpg
宗教画を細かな刺繍で表現された1枚。繊細さに惚れ惚れ。

全体的にクオリティが高く、
気になる商品があちらこちらに。

スタジオや店舗備品に購入していきたかったのですが、
円安の影響か、パリの物価の高さなのか、
お値段としてはそこまで安くなく、断念...。

日本の蚤の市と変わらないくらいかなと思います。

ただ、その中でも日本と同じように
お宝が眠っているので、時間をたっぷり使って巡ると、
いい出会いがあるかもしれません^^

世界最大規模の「クリニャンクール蚤の市」

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100年以上の歴史、そして世界最大規模の蚤の市
として知られ、3000店舗ほどが軒を連ねています。

何もかも規模感が違う蚤の市。
訪れた時、その広さやお店の構えに圧倒されました。

高価なアンティーク家具やオブジェ、照明、
手頃な食器やアクセサリー、アートや洋服など、
ありとあらゆるジャンルの古いものがズラリ。

クリニャンクール_お店.jpg

そして、屋外型もあれば室内型もあったり、
テントやアーケードがあったりと、エリアごとで
街並みの表情は様々。

1日では絶対に回りきれない広さだったので、
かなり絞って巡ることに。

クリニャンクール_お店03.jpg

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クリニャンクール_お見せ02.jpg

置いてあるものは数千円から数十万円とピンキリ、
こってりなアンティークから近代的なもの、
アフリカンなものなど、多種多様な様子。

不思議なお店もたくさんありましたが、
どこもコンセプトがあり、ディスプレイにも
こだわっていて、見ているだけでワクワクさや、
発見が多かったのが印象的です。

「蚤の市」というよりも「ヴィンテージショップ」が
ぎゅっと詰まっているように感じました。

Skype_Picture_2023_10_08T15_46_07_864Z.jpg

家具が多かったのもあり、新たな製品開発へ向けて、
ヒントを得ることも多かったのも実りの1つ。

リセノオリジナル商品には、
蚤の市で出会ったものや古いものから、
インスピレーションをもらったものも。

例えばキッズロッキングチェアは、
岡山の平安蚤の市で
出会ったチェアから販売までいたりました。

Re:CENO product|キッズロッキングチェア

今回の蚤の市から得たものが、
いつか販売するかもしれません^^

ちなみに「クリニャンクール蚤の市」は、
パリの最北にあり、先ほどの「ヴァンヴ蚤の市」
と比べると治安は悪めです。

私たちが行った際は特に何もなかったのですが、
何となく街の雰囲気やすれ違う人たちは、
中心街の様子とは違った感じもありました。

もし行かれる際は、服装や持ち物には気をつけた方が
いいかもしれません。

ナチュラルヴィンテージを楽しむために「蚤の市」へ行こう。

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今回はパリの蚤の市をレポートさせていただきました。

「蚤の市・骨董市」は、
ナチュラルヴィンテージをさらに楽しむために、
ぜひ訪れていただきたい場所です。

ヴィンテージや手作りのもの、自然素材のものが
多く、ナチュラルヴィンテージの世界観に欠かせない
ものたちがたくさん詰まっています。

リセノスタッフもよく訪れていて、
特におすすめは下記3箇所です。

お近くの方はぜひ訪れてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

みんなの保存数:6

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