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TAOCA COFFEE -OKAMOTO KOBE- / 兵庫県 神戸

みなさま、こんにちは。
おかもとです。

今回のウェブマガジンは、
私、岡本が住んでいる街からほど近い、
兵庫県神戸市の岡本という場所にあるコーヒーショップ、
「TAOCA COFFEE -OKAMOTO KOBE-」さんの
ご紹介をさせて頂きたいと思います。

苦楽園という他の土地でロースターもされている
TAOCA COFFEEさんは、豆の選定から焙煎まで
されているスペシャルティコーヒー専門店。

そんなロースターを持つコーヒーショップならではの
店内の見せ方やスタッフの方々のお話など、
魅力をたくさん感じるところが多く、
僕自身通っていてコーヒーにはまっていく
きっかけにもなったお店です。

コーヒー、カフェ好きな方にとっては、
きっと訪れてみたくなる、
とても素敵なおすすめのお店です。

ぜひ最後までお読み頂ければと思います。

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阪急神戸線「岡本駅」からすぐ、閑静な町並みに佇む
「TAOCA COFFEE -OKAMOTO KOBE-」

兵庫県神戸市にある、阪急神戸線の「岡本」駅から
徒歩約1分ほど。とてもアクセスのいい場所に
TAOCA COFFEE -OKAMOTO KOBE-さんはあります。

岡本といえば神戸でも人気のエリアで、
石畳の敷かれた細い路地が張り巡らされた街には、
カフェや雑貨屋さんも多く、休日に街ぶらするには
とってもおすすめの場所です。

駅のすぐ裏、ほどよくお店の集まった路地に
「TO GO」と書かれた看板とアカシアの飾られた
お店がでてきます。

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ショップ入口に書かれたこのロゴが目印です。

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店内は縦長に広がっていて、奥にカウンターや
コーヒーツールコーナーがある他、
コーヒーと豆がたくさんレイアウトされた
特徴的なテイスティングコーナーがあります。

またその他写真には写っていませんが、
店の入口付近と中央に並んで座れるベンチがあり、
その場で頼んだコーヒが飲めるようになっています。

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お店で淹れてもらう場合、日によって使われる豆が
変わり、ドリップコーヒーならこの2種類から、
その他のメニューは、今日はこの豆というように
日によって豆の種類や味を教えてもらいながらオーダー。
カウンターで、そのままドリップしてくれます。

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ちなみにこの写真に写られているのは、
TAOCA COFFEE -OKAMOTO KOBE-さんの
バリスタの小山さん。

豆やコーヒーツールによる違いなど、
いつも詳しく教えてくださるので、僕の中では
コーヒー博士となっている人で、
今回のマガジンも小山さんに色々とお聞きしながら
書かせていただいています。

味だけではなく豆の持つ特徴やストーリーまで伝える、
テイスティングコーナーとスタッフの方々

僕がTAOCA COFFEE -OKAMOTO KOBE-さんに
訪れて最初に目を奪われたのが、
やはりこの豆を種類ごとに飲みながら選べる
テイスティングコーナーです。

あまり他のお店では見かけたことが無かったのと、
あっても小さく、ついでぐらいに置かれていることが
多いような気がして、このお店の
テイスティングコーナーにとても惹きつけられました。

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各コーヒー豆の横にはそれぞれ丁寧に
豆の情報が記載されていて、豆ごとの味わいを
感じ、他の特徴も知りながら作品を見て回るような
イメージで楽しめます。

とても面白い仕組みで、一見難しそうな専門用語や
知識も楽しみながら入ってくる。
そんな印象を受けました。

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それぞれの豆には、浅煎り深煎りはもちろん、
作られた国や地域の環境、豆を作っている
農園の特徴や精製方法がまでが記されています。

そしてさらに豆やブレンドごとにちょっとした
説明文が読みやすく書かれているので、
各コーヒー豆の味わいの裏側にひそむ
ストーリーまで知ることができます。

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これは、生産者とコーヒーを楽しむ人との
架け橋になりたいと、バリスタとしてスタートされた
TAOCA COFFEEさんが、現地の様子やお話を聞いて
豆を選ばれているからこそ伝えることができて、
それぞれの商品に深みが出てくるのだなと感じました。

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また、テイスティングコーナーに居ると
バリスタの方が直接味の豆ごとの味の違いや
興味深く特徴を教えてくださります。

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説明を読んでいるだけでは感じ取れない、温度や
精製方法が違うとどんな風に味わいの違いが
出るかを教えてもらったりとバリスタの方々自身が
コーヒーのことがとても好きなのが感じられるのが
良いところ。

こちらも質問がとてもしやすく、良い
コミュニケーションの場にもなっているので、
商品の良さを自然と得やすくなっていて
無理せず詳しくなれる感じが良いなと感じました。

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コーヒーショップスタッフが自分たちで作る、
わかりやすく伝わるデザイン

そして伝えるという事を仕事の一部にしている
自分にとってこのコーナーを通じてもうひとつ
興味深かったのが、各豆の紹介用のデザインです。

最初見た時にとてもわかりやすく、伝えたい内容が
深くわかりやすく整理されている印象を受けました。

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どこかに依頼されているのかな?と
思っていたのですが、ショップスタッフとして
働かれている方が作られているとのことでびっくり。

でも、これはコーヒーに携わる人だから
思いつく構成や情報整理で、だからこそわかりやすく
まとまっているんだなと納得しました。

フレーバーのコーナーでは、コーヒー豆の風味を
「グリーンアップル」、「ミルクキャラメル」など
といったわかりやすいキーワードで表現。

豆ができた時にみんなでカッピングというのをして、
どんな風にコーヒー豆の味を表現したら
わかりやすいかを決めているそうで、
これもとても伝わりやすく感じました。

そして、豆のパッケージまでショップスタッフの方が
デザインされているとのことで、こういう部分も
コーヒ好きのスタッフが自分たちで自ら全部を
表現している感じがして素敵だなと思いました。

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岩塩がポイントになった「ソルティーキャラメルラテ」

ここらでひといき。

小山さん考案のメニューがあるということで、
オリジナルメニュー「ソルティーキャラメルラテ」を
作っていただくことに。

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このメニューのポイントは、
岩塩を使っているところ。

岩塩は甘さのある塩で、ミルクと塩を一緒に
スチームすることで、ミルクの甘さと塩、
キャラメルとコーヒーが絶妙なバランスで
楽しむことができるそう。

飲んだときの印象も岩塩が意外とラテにぴったり。
さらに甘さが感じられ、とっても美味しかったです。

TAOCA COFFEE -OKAMOTO KOBE-さんに
寄られた時はぜひオーダーしてみてください。

コーヒーの素晴らしさを伝える人達が集まった、
コーヒーの魅力に触れられるお店

最後に、バリスタの小山さんに幾つか
質問をしてみました。

【岡本】
TAOCA COFFEEさんが他のコーヒショップと
違いを意識されているのはどんなところでしょうか?

【小山さん】
他のコーヒー店との違い、意識しているのは
人との連りを大切にしているところ。産地、お客様、
TAOCA COFFEEに関わる全ての人たちとの
繋がりを大切にしています。

他のコーヒー店との差は、お店に関わるスタッフ、
仲間、お客様が他のコーヒー店とは違う特別な
存在であるということです。

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【岡本】
コーヒーの面白いと思うところは
どんなところでしょうか?

【小山さん】
いつ飲んでも、新しい発見と驚きをくれるところです。
最近では新しい精製方法や、抽出も様々な考え方があり、
それを知ることに面白さややり甲斐を感じます。

【岡本】
接客やコーヒーを淹れるときに心がけていることは
どんなところでしょうか?

【小山さん】
お客様をとにかく楽しませることを心がけています。
バリスタは職人でもあり、エンターテイナーなので、
美味しいコーヒーを淹れるのは当たり前で、
そこに楽しい会話や笑顔があって初めて、
コーヒーはもっと美味しくなると考えています。

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質問を通じて思ったのが、
コーヒーショップって「豆を選んで買う」という
場所かと思うのですが、このようなスタッフの方に
接客されることで買うまでの流れが楽しく感じられ、
コーヒーを好きになっていくというのが
このお店に通う理由なんだなと思いました。

今回は取材の最後にこちらの豆を購入させて
いただきました。

コロンビア産のマリアテレサという農園で作られた
豆です。中煎りのウォッシュド。やや甘くて
フルーティーな印象の豆です。

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皆様も是非お店に寄っていただいて、
「TAOCA COFFEE -OKAMOTO KOBE-」さんの
良さを、感じて頂ければ嬉く思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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お店の基本情報

店名TAOCA COFFEE -OKAMOTO KOBE-
住所〒658-0083 兵庫県神戸市東灘区岡本1丁目13-16
電話番号
078-778-5243
営業時間10:00-19:00 [月曜:10:00-18:00]
定休日年始
URLhttp://taocacoffee.jp/
みんなの保存数:2

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