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たった2つのポイントを押さえるだけ!
「鉢選び」のポイントについてご紹介します。

こんにちは。
Re: CENO TOKYOのクボタです。

寒い日はまだまだ続いておりますが、
梅の花も咲き、少しずつ春の気配を感じますね。

さらに暖かくなると、植物の植え替えの時期。

植物を元気に育てるためにも、
植え替えはとても重要です。

しかし、いざ植え替えようと思った時、
鉢植えのサイズ選び素材選びって
悩みますよね。

そこで今回は、鉢にフォーカスを当て、
『鉢の選び方』についてご紹介したいと思います。

鉢選び、ポイントはたったの2つだけ!

20210222185206.jpg

選び方のポイントはこちらの2つを抑えることです。

  • 鉢の素材
  • 鉢のサイズ

①植物の特徴に合わせて素材を選ぼう

重要なポイント1つ目は、鉢の「素材」。

ついついデザインや形で選びがちですが、
素材は通気性にも関わるのでとっても大切。

植物の特徴に合わせて選びましょう。

20210222185346.jpg


最初にご紹介するのは「素焼き鉢」。

鉢の表面に小さな穴が空いているため、
通気性が良いのが特徴です。

真夏は土の中の温度がかなり熱くなり、
蒸し風呂のような状態になるため、
通気性の良い鉢に植えることで、
根腐れを防ぐ効果があります。

また、日向に置いていても熱が伝わりにくいため、
根への負担もかかりません。

高温を嫌う植物や、水はけの良い土を使う際に
オススメの鉢です。

20210222185423.jpg


次に、「陶器鉢」。

素焼きタイプにデザイン性をプラスしたものと
考えていただけるとわかりやすいでしょうか。

陶器鉢は、釉薬で覆われているため、
素焼きと比較すると通気性・透水性は
少し劣りますが、水はけの良い土を使うなど
工夫すると良いでしょう。

また、デザインが豊富ですので、
お部屋のインテリアに合わせて選べるのは
嬉しいですよね。

20210222185507.jpg

続いて、「プラスチック鉢」。

密閉されており通気性がありません。

ですので、日当たりが強い際には
根を温めてくれるため、高温を好む植物にオススメです。

また、軽量である為、動かすことが多い植物や、
割れる心配がなくお子様のいるご家庭でも
安心してお使い頂けます。

一方で、通気性が無いため根腐れのリスクは高め。

こまめに場所を移動させたり、根腐れしないように、
水の量や水やりのタイミングを気をつけましょう。

20210222185913.jpg

また、プラスチック製の鉢は、
陶器鉢と比べるとインテリアとしては
どこか味気ない印象に。

そんな時は、鉢カバーをすることで、
インテリアにすっとなじみ、
お部屋全体にまとまりが生まれます。

②植物に合った鉢のサイズを知ろう!

重要なポイント2つ目は、鉢の「サイズ」です。

大きすぎる鉢を選んでしまうと、
土の量も多くなってしまうため、
水やりした後に、必要以上に土に湿気が残り、
根腐れの原因になります。

一方、小さすぎる鉢を選んでしまうと、
水切れを起こしやすくなったり、
根詰まりが起こり、
株が大きく育たなくなってしまいます。

要するに、ちょうど良いサイズ選びがとても重要。

では、実際にどのくらいのサイズが良いのか
植物のサイズ別に見てみましょう。

20210228111212.jpg

  • 植物の高さが50㎝までの場合...鉢は、内寸12㎝〜15㎝、3〜5号
  • 植物の高さが60〜120㎝の場合...鉢は、内寸18㎝〜24㎝、6〜8号
  • 植物の高さが140〜180㎝の場合...鉢は、内寸27㎝〜30㎝、9号〜10号

また、植え替える場合は、上記のサイズよりも
ひと回り大きいサイズ、
つまり1号大きい鉢を選びましょう。


鉢植えの単位「号」は、「寸」を言い換えたもので、
1号は1寸のこと。つまり「1号=1寸=3㎝」です。

植え替えに関する詳しいお話は、ぜひこちらより
ご一読くださいませ。

好みの鉢に植え替えて、植物をもっと楽しもう。

植物を選ぶときには鉢にも注目し、
<適切なサイズ・素材>を選ぼう!

今回は、鉢の選び方についてご紹介いたしました。

最近、植物が元気がないなという方は、
もしかすると鉢のサイズや素材が合っていないのかも
しれません。

植物の植え替えをお考えの方や、
これからの新生活で植物を育ててみようかなと
思っている方は、
ぜひ鉢にも注目して選んでいただけると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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