千葉県　H様 邸

コーディネート概要

大きな窓から入る、柔らかい光や木漏れ日が、とても心地よいお部屋と存じます。

そんな心地よさを存分に感じて、リラックスいただける空間となりますように、家具のレイアウトや、仕様にこだわって

コーディネートいたしました。

レイアウト

心地よい空間づくりのポイントは、「動線の確保」と「リラックスできるレイアウト」にございます。

一般的に、人ひとりが歩くときに必要な幅は【 約60cm 】と言われます。

今回のお部屋では、通路となる部分に、それぞれ【 65～75cm 】の幅を設け、広めの動線を確保いたしました。

動線がしっかりと確保されていることで、移動に対して余分なストレスが生じません。

のんびりと過ごす休日の朝、朝食を作って、洗濯を干して、コーヒーを入れて、ソファーでくつろいで・・

どんな動作をするにも、お部屋をスマートにご移動いただけます。

ソファーでは、より一層くつろいでいただけるよう、ダイニングに背を向けたレイアウトにいたしました。

腰をかけると、ダイニングやキッチンの様子が視界に入らず、自然とリラックスモードに入ることができます。

日向ぼっこをしながらTVや映画を観て、のんびりとおくつろぎいただく様子を、イメージいたしました。

高さ・奥行きを抑えたアイテムで、お部屋に開放感を。

心地よい空間づくりのもう1つのポイントが、「開放感」です。

特にリビングスペースでは、背の高い家具に囲まれると、圧迫感を感じ、心からくつろぐことができません。

家具の高さ・奥行きを抑えたり、脚やフレームが細いデザインを中心にセレクトし、空間を広く、開放的に感じていただけるよう工夫いたしました。

設置しております TVボード WIRY は、一般的なTVボードより奥行きが7cmほど短く、高さは10cmほど低く設計されています。

7cmというと、ちょっとした差のように感じますが、実際に設置してみると、印象がぐっと変わります。

リビングの有効寸法を広げ、人の目線に入りにくいので、広く開放的に見せたい今回のお部屋には、ピッタリの仕様です。

収納につきましても、TVボードと同様に、R.U.S 薄型タイプのような細身のデザインがお勧めでございます。

ご希望のアイテムには含まれておりませんでしたが、今後収納を増やしていただく際の、ご参考にいただけますと幸いです。

落ち着いたブラウンに、アイアンや真鍮のアクセントを。

家具のカラーは、床色に合わせて落ち着いたブラウンで揃え、統一感をもたせました。

オーク無垢材を使用した merge ダイニング4点セット は、木材の質感が感じられ、高級感のある仕上がりです。

ラグやカーテンなどのファブリック類は、ホワイトのソファーが引き立つよう、ベージュやグレーで控えめに。

柔らかい印象になりすぎないよう、アイアンのブラックや、真鍮のゴールドをアクセントにして、お部屋の印象をキリッと引き締めました。

なお、ご希望いただいておりました観葉植物は、「パキラ」と「エバーフレッシュ」をセレクトしています。

直線的な幹や葉っぱが特徴のパキラは、スタイリッシュな印象で、アイアン家具との相性が良く、

ダークグリーンの葉っぱが特徴のエバーフレッシュは、落ち着いたブラウンの家具に、よく馴染む植物です。

▲ パキラ

▲ エバーフレッシュ

落ち着きがあり、上品なお部屋の世界観に合わせて、グリーンもスタイリッシュで、深みのある色合いのものをお勧めいたします。

植物の選び方につきましては、動画にて詳細をご案内しております。ぜひ、お役立てくださいませ。

▼ 【動画】お部屋にあう観葉植物の選び方をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/knowhow/u6/2019-05-21.php

担当：お客様係　山崎