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【 My DIY HOME 】DIYで洗面台をリノベーション!
(完成編)

こんにちは、おかもとです。

今回で3回目になりました、「DIYで洗面台を
リノベーション!」ですが、いよいよ完成編です。

今回は洗面台のタイル、引き出し、ブラケット棚の
取り付け作業をお届けしたいと思います。

前回の工程でも洗面台として使えていましたが、
水周りの必須であるタイルや引き出しを設置したことで
ちゃんとした完成を迎えることができました。

ぜひ最後までお読みいただければと思います。

DIYで洗面台をリノベーション!(設計&準備編)
DIYで洗面台をリノベーション!(木工&水周り編)

20200908194041.jpg

まずはタイルの取り付けからスタート!

20200907173710.jpg

いつも書いている材料紹介ですが、以前の準備編で
ある程度書いているので省いていきます。また、細かい
パーツや工具は、工程の説明時に紹介していきます。

まずは用意していた板に、タイル用の接着剤をへらで
塗り広げていきます。おおよそ2㎜厚ぐらいになるよう
ならしておきましょう。

20200907173745.jpg

続いて、接着剤の上にタイルを貼っていきます。

今回用意したタイルがシートタイプだったのですが、
1枚ずつ張る場合、隙間が均等になるよう注意して
配置。

しっかりくっつくよう、手で撫でながら空気を抜いて
行きましょう。

20200907173818.jpg

タイルが乾き接着できたら、表面のシートを剥がします。
霧吹きで全体を濡らしてからめくると、綺麗に剥がす
ことができますよ♪

20200907173846.jpg

続いて、タイルの目地材を埋めていくのですが、
ここからコーキング作業まではビニール手袋を付けて、
作業を進めていきましょう。

まず粉状の目地材ですが、水で溶かすとこのように
ドロッとした液体状の物になりました。へらで目地を
埋めるように上からどんどん塗っていきます。

はみ出た分は外へ押し出していきましょう。

20200907173913.jpg

そして目地がある程度乾くと、表面を磨く工程に。

要らない布でもいいので、霧吹きを少し掛けて拭くと
タイルの表面の目地材が綺麗に取れていきます。

時間が経つと固まってしまうので、取れるまで
何度も拭き取りましょう。

20200907173943.jpg

完全に乾いたら、シンクの裏に設置。今回はまた外す
ことも考えているので、あえて挟み込んで固定しました。
ひっつき虫なんかでもいいと思います。

20200907174011.jpg

タイルの上面と側面ですが、そのままでは綺麗に
見えないのと、カビ防止も考えてシリコンコーキング
材を塗りました。

その際ですが、壁やタイルなどコーキングが付いては
いけない場所に、マスキングテープを貼っておきます。

目地材のようにサッと取れないので注意が必要です。

続いて、スライドレールを使用した
引き出しを作っていきます。

20200907174047.jpg

まずは引き出しの奥の部分に、水栓類が通るエリアを
作るため、底板をコの字状に切り抜きます。

20200907174115.jpg

底板ができたら、前板、横板を取り付けていきます。
最初はボンドでくっつけていき、後からねじで取り
付けると作業がしやすいですよ♪

箱ができあがったらサンダーでやすりがけを行います。

20200907175650.jpg

続いて、湿気の多いところで使うので、台と同じく
オスモカラーのフロアークリアーエクスプレス
つや消し#3362を塗装。

パイン材のはっきりとした表情が出てきました。

20200907174215.jpg

そしてスライドレールを取り付けるのですが、
スライドレールが計算していたサイズよりも3㎜厚みが
あることが判明。

急遽引き出し側にトリマーで3㎜の溝を掘り、そこに
レールを取り付けています。

2つパーツが並んでいますが、左が棚に取り付ける
パーツで、右が引き出し側に取り付けるパーツです。

棚側のパーツがスムーズに動くか、この工程で確認
しながら取り付ける場所を慎重に決めます。

20200907174250.jpg

そして今回のDIY全3回で一番難しかったのがこちら。
棚側に取り付けるスライドレールの位置です。

まず前からの位置は、前板を付けて閉めたときに、
台とピッタリ同じ場所に取り付ける必要があります。

そして下からの位置が特に苦労したのですが、前後の
ねじを取り付ける場所が完全に平行であるのと、
左右のスライドレールもしっかり平行に付いていないと
いけません。

前後左右大体1-2mmぐらいの誤差なら大丈夫ですが、
3mmとなると引き出しが傾むいたり、はまらなくなる
ので気を付けましょう。

ねじを止めるときに、ねじ穴の真ん中に目打ちで
しっかり穴を空けてドリルの刃をずれないように
すると、割と正確な位置に止められます。

20200907174319.jpg

左右のレールが取り付けられたら、引き出しをはめて
位置の調整を行っていきます。

この時にまた出てくるのが、計算上は問題ないのに、
引き出しの重みでレールが少し下がるという所です。

何回か修正した結果、4mm程度ずらして丁度よかった
印象です。

20200907174349.jpg

引き出しのスライドレールの位置が無事クリアできたら
前板と真鍮の取っ手を取り付けます。

最後にブラケット棚を取り付ければ、完成です!

20200908194041.jpg

最後に、壁にねじを打ち込んでブラケット棚を
取りつけます。あえて耳ありのオーク無垢材を
使用したので、小さいですがインパクトがあります。

20200907174445.jpg

1番最初に書いたイメージイラストと見比べても、
ほぼほぼイメージ通りに仕上がりました。

よくここまで近づけられたなという想いと、イメージを
もとに細かな作業に落とし込むことの大事さを感じました。

制作スタートから約2か月。

水周り、タイル、スライドレールと新たな技術を
要するDIYでしたが、その分知識もたくさん付ける
ことができました。

あまりない機会かもしれませんが意外とできるので、
興味を持たれた方は是非チャレンジして下さい♪

今回、洗面台のDIYを進める上で、わからないことに
たくさんぶつかりましたが、同じようにこれから
作ろうと思われている人にとって、この記事が何かの
役に立てば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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