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今年こそ自炊をがんばりたい方へ。
まずは「基本の食器4種類」を揃えましょう。

新しい年を迎えて心機一転。
「今年は、自炊に力を入れるぞ...!」と
目標を立てた方も多いのではないでしょうか。

しかし、継続するというのはなかなか難しく、
少しずつ料理をする間隔が空いてしまう...
なんてことも珍しくないですよね。

そんな方におすすめしたいのが、
素敵な食器を持つということです。

私が思う素敵な食器を持つことの
メリットは3つあります。

  • 見ているだけで気分が上がるので、料理をする気になる。
  • 簡単な料理でも、おしゃれに見せてくれる。
  • 置いてあるだけで、ディスプレイとして様になる。

いつもの何気ないお料理も、食器が変わるだけで、
より美味しく、鮮やかに感じられます。

そうすると、簡単に料理がレベルアップして見えて、
なんだか料理上手になった気持ちに。

自然と新しいお料理に挑戦する気持ちが湧いてきます。

なかなか気分が乗らずに、
自炊が続きにくいと感じている方にとって、
素敵な食器を持つことは、
料理をする一つのきっかけ作りです。

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ちょっと失敗してしまったかぼちゃパイ

手作りのかぼちゃパイ。

以前にホールサイズで作って冷凍していたものを、
レンジで温めただけの状態です。

よく見ると、焼き色にムラがあり、
形もちょっと不格好です。

いびつなお手製かぼちゃパイも、
お皿やカトラリーが素敵だと、
それっぽく見えます。

自炊をしていると、多めに作って、
冷凍しておくこともありますよね。

素敵な食器は、作り置きを
食べるときにも頼りになります。

20230214162922.jpg

私個人としては、
料理をすることと食器を集めることは、
趣味の一つです。

食器はもちろんですが、
フォークやスプーンなどのカトラリーも、
蚤の市で少しずつアンティーク品を買い集めています。

お気に入りの食器とカトラリーで食べる料理は、
特別感があり、幸せなひと時です。

そんな料理と食器好きな私から、
どのような食器を揃えると良いか悩んでいる方へ、
「基本の食器4種類」のご提案です。

基本の食器4種類とは?

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自炊のために食器を揃えるといっても、
食器にはたくさんの種類があります。

そこで、まずは、様々なお料理や、
シチュエーションに対応できる
基本の食器4種類から揃えるのがおすすめです。

基本の食器は、以下の4つです。

  1. プレート
  2. ご飯茶碗
  3. カップ・ボウル
  4. 深皿・大皿


それぞれの食器について、ご説明します。

1.プレート

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HASAMI PORCELAIN プレート 18.5cm/25.5cm

プレート皿は、基本のお皿です。

フラットな部分には料理をのせやすく、
メインから副菜、取皿と、
なんにでも使いやすいのが特徴です。

サイズ違いでいくつか揃えておくと、
急な来客があったときにも困りません。

忙しい平日の朝や、遅く起きた休日のブランチに、
トーストやサラダ、目玉焼きなどを一皿にのせると、
簡単におしゃれなワンプレートの出来上がり。

なにより、一皿にまとまることで、
洗い物が減るのは嬉しいポイントです。

2.ご飯茶碗

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茶わん 錆かいらぎ

洋食よりの食生活の人が増えているとはいえ、
やはり日本人としてお茶碗は外せません。

本来は、茶の湯において、
「お茶を入れて飲むための椀」を指す用語でしたが、
現代では、お米をよそうための椀を指します。

一般的には、ご飯がたくさんよそえるよう、
口が大きく空いているのが特徴です。

今は、大きさや色、形、素材など、
様々な種類があります。

食べる量や手の大きさに合わせて、
しっくりとくる自分だけのお茶碗を持つと、
どんどん愛着が。

パートナーと使う方は、同じシリーズで揃えると、
食卓に並んだとき、統一感が出ます。

あえて別の種類を使って、
お互いの好みや個性を大切にするのも素敵です。

3.カップ・ボウル

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SyuRo 炻器 Bowl

プレートに次いで、応用力があります。

縁に高さがあるので、
スープやサラダ、汁気のある副菜に最適です。

野菜を切って煮込むだけのスープ類は、
手軽に作れて、栄養も摂れるため、
自炊の強い味方。

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HASAMI PORCELAIN ボウルディープラウンド 14.5cm/18.5cm

また、1人で食事をとる時は、
親子丼やそぼろ丼、牛丼などの
ご飯の上におかずを盛り付けて完成する
丼物の登場頻度は高いのではないでしょうか。

ご飯茶碗では、具がこぼれてしまうこともあるため、
深さのある食器があると安心です。

重ねることができるタイプだと、
収納時にスッキリと片付けられるので、
省スペースになります。

4.深皿・大皿

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まる皿 錆かいらぎ

プレート皿よりも縁が上がっていて、
汁がこぼれにくいため、
カレーやロールキャベツなどの煮込み料理や、
汁気のあるメイン料理に適しています。

また、ソースを絡めて食べるパスタには、
深皿がぴったりです。
さっと作りやすいのも、良いところです。

日常使いはもちろんですが、
パーティーなど大人数で食卓を囲む際には、
メインを一皿に盛り付けることができ、
豪華で華やかな雰囲気になります。

サイズが大きいため、
シンプルなデザインで質感の豊かな食器を選ぶと、
他の食器とも合わせやすく、
食卓シーンを素敵にしてくれます。

食器選びのポイントと、おすすめの食器をご紹介します。

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SyuRo 炻器 Deep Plate

基本の食器4種類についてご説明しましたが、
では、いざ食器を購入する際には、
なにを基準に選んだら良いでしょうか。

食器選びのポイントは3つあります。

  • 和食と洋食のどちらにも合うデザイン
  • 料理を引き立ててくれるシンプルなカラー
  • 重ねて収納しやすい形と大きさ

上記に加えて、人によっては、
電子レンジや食器乾燥機での使用も
マストのチェック項目になります。

やはり、毎日の食卓で使う食器は、
使い心地の良さが重要です。

見た目が好みであるかはもちろんですが、
ご自身にとっての重要項目がなにかも
あわせて考えてみてください。

それでは、基本の食器4種類より、
3つのポイントをふまえて、
実際におすすめしたい食器のご紹介です。

1.プレート「Acient Pottery」

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Ancient Pottery プレート

アンティーク食器のような質感でありながら、
実用性が高く、手軽に使える「Acient Pottery」。

食器好きとはいえ、まだまだ駆け出しの私としては、
作家さんのつくった器やアンティーク品は憧れです。

しかし、いざ購入しようと思っても、
高価であったり、お手入れに注意が必要な食器も多く、
ハードルの高さを感じることがあります。

このシリーズは、
個性的な見た目や実用性に反して、
価格がリーズナブルで、
お買い求めいただきやすいのも魅力の一つ。

これから一人暮らしを始める方の
まとめ買いにもおすすめです。

素材のストーンウェアは、
陶器の落ち着いた雰囲気と
磁器の耐久性が組み合わさっていて、
いいとこ取りな食器。

あえて、色ムラや釉たれの出る釉薬の使用により、
一点一点に個性が生まれているので、
店頭では、実際に食器を見比べながら、
好みの色を探せる楽しみがあります。

電子レンジや食洗機だけではなく、
240°までのオーブンでの使用もできるため、
気兼ねなく普段遣いができるのは、嬉しいところです。

2.ご飯茶碗「めいぼく椀」

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めいぼく椀

ころんとしたシルエットが
かわいらしい佇まいの「めいぼく椀」は、
熟練の職人さんの手によって
丁寧に仕上げられた上質な器です。

両手で包み込みたくなる丸みは、
どの角度から見ても、癒やされます。

市販で量産されているお椀ですと、
全体的に厚みが薄く、持ち上げた時に
軽すぎて持ちにくいと思うことがあります。

「めいぼく椀」のお椀は、
底へ向かうに連れて厚みが増しており、
重心が下にあるので、安定感もばっちり。

手に吸い付くような程良い重さは、
心地よささえ感じます。

素材は、日本で育った美しい天然木、
桜、欅、橅(ぶな)の3種類です。

樹種による違いはもちろんですが、
同じ樹種でも、木目・色・節の位置など、
それぞれ異なっています。

木の持つ個性が全面に出ているので、
自分だけのお茶碗に、
巡り会えたような気持ちに。

木の優しい質感と、手に馴染む形は、
つい触りたくなる心地よさで、
毎日の食事を少し特別にしてくれます。



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お椀といえば、ご飯とお味噌汁のイメージが強いですが、
このようにシチューやサラダなど、
洋食を入れてもほっこりして素敵です。

3.カップ・ボウル「HASAMI PORCELAIN ボウルディープラウンド」

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HASAMI PORCELAIN ボウルディープラウンド

「HASAMI PORCELAIN」は、
現代的なシンプルで直線的なデザインが
スタイリッシュな印象。

独自の粘土から作り出された
独特な質感・色味が特徴的で、
今のライフスタイルにぴったりなシリーズです。

実際に製造されているのは、長崎県波佐見町。

400年以上にわたって
陶磁器の製造を行う日本有数の産地で、
出来上がるまでの全ての工程に、
それぞれの職人がいます。

たくさんの人の手が加わってできるため、
形やサイズ、焼色は微妙に変わります。

そういった表情の違いもまた、楽しみの1つです。
たくさんの職人の手を経ていると思うと、
より器を大切にしたい気持ちが膨らみます。

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「HASAMI PORCELAIN」は、
マグカップ・ボウル・プレートなどの種類があり、
すべて共通の直径でデザインされています。

そのためスタッキングしたときの視覚的なすっきり感と
限定されたスペースに対して無駄がないところが、
私のお気に入りポイントです。

4.深皿・大皿「SyuRo 炻器」

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SyuRo 炻器 Deep Plate

「SyuRo 炻器」のコンセプトは、
「石や鉄にそのまま料理を盛り付ける」。

少し変わったコンセプトですが、
シンプルで飾らない佇まいからは、
自然の鉱物のような風合いが感じられます。

お皿に光があたると、
器の緩やかなカーブに沿って、
淡く柔らかく反射するので、
料理を一段と引き立ててくれます。

深皿でありつつも、高さが極力抑えられていて、
スタッキングしたときにもすっきり。

普段遣いはもちろんですが、
個人的には、お家で大切な人をおもてなしする
特別な時間にぜひ使いたいです。

「炻器(せっき)」とは、
三重県の土からつくり出された焼き物で、
使い込むほどに味わい深く変化します。

カラーは、グレーとホワイトの2色。
自然の土から生み出されているため、
一つとして同じものがないのも魅力です。

同じカラーでも一点ずつ、
それぞれ個性のある表情を楽しむことができます。

好きな食器を集めて、自炊を続けるきっかけにしましょう。

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それでは、まとめです。

自炊をがんばるあなたにおすすめしたい
基本の食器は、こちらの4種類です。

  1. プレート
  2. ご飯茶碗
  3. カップ・ボウル
  4. 深皿・大皿

食器を購入する際の食器選びのポイントはこちらです。

  • 和食と洋食のどちらにも合うデザイン
  • 料理を引き立ててくれるシンプルなカラー
  • 重ねて収納しやすい形と大きさ

食器は多様な種類があります。

基本的な4種類を揃えた後は、
お好みの色や模様、質感の器を
増やしていくのもおすすめです。

その日の気分やシーンにあわせて使い分けができます。

私は、お気に入りの食器を見ると、
「この食器には、
この料理が合いそうだから作ってみたい...!」
という気持ちになります。

ぜひ、それぞれの楽しみを見つける
きっかけにしていただけましたら幸いです。

お時間のある方は、ぜひ店頭にお越しいただき、
実際に食器を手に取って、
お気に入りの食器を探してみてください。

それでは、また次回。

Styling Furniture

プレート Ancient Pottery

¥ 1,980 ~


めいぼく椀

¥ 3,850 ~


SyuRo 炻器 Deep Plate

¥ 4,400 ~




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