Aug
2018
こんにちは。
Re:CENO TOKYOのエガミです。
まだまだ暑い毎日ですが、
店頭では、少しずつ
秋仕様のアイテムが増えています^^
秋に向けて、そろそろ模様替えをしようかな~と、
ご相談に来てくださるお客さまも増えました。
そんな中、お客さまとお話をさせて頂く中で、
よく話題になるのが、こちら。
「お部屋がゴチャゴチャして、まとまらない!」
「この家具だけ、浮いているかも!」
「家具の木の色は、やっぱり合わせた方がいいの?」
今回のWebマガジンでは、
そんなお悩みを解決できちゃう
ちょっとしたコツをご紹介します^^♪
家具の色が違っても、まとまりのある空間を作る方法。
例えば、こんな時。
『今使っているテーブルに合うソファ―を
探しているけれど、気に入ったデザインの
ソファ―だと木枠の色がちょっと違う...!』
もちろん、木の色が同じ方が
お部屋全体がまとまりやすく、
コーディネートしやすいのは間違いありません。
けれど、同じシリーズの商品でない限り、
木の色をピッタリ合わせることって
なかなか難しいですよね。
実際に、東京店のコーディネートでも
木の色が違う家具どうしを合わせている
パターンはよくあるんです。
そんな時、お部屋の空間を
統一感のある、グッとまとまった印象にさせる
ために、とある方法を使っています。
それが、『色のレピテーション』
というテクニックです。
『レピテーション』って何?
レピテーションとは、
繰り返し・リピートという意味です。
簡単に説明すると、
2色以上の統一感のない色を一定のリズムで
繰り返すことで、調和感を与える技です。
今回は、東京店で展示している
Re:CENOオリジナルの収納家具《R.U.S》を
使ってご説明します。
ユニットシェルフ本体の木の色は、
ナチュラルカラーです。
そこにキッチン用品をはじめとした
小物アイテムを置いていますが、
この時に使っているのが、レピテーションです。
まず、フレームのホワイトカラーに合わせて、
鍋やマグカップ、オーブントースターなどの
小物・家電にもホワイトカラーのアイテムを選び、
全体的な調和を与えています。
ちゃっかり、照明もホワイトカラーです^^
続いて、ユニットシェルフの棚と
同じ素材感である木を使った、
違う色の小物アイテムを同じ空間に置きたいときに、
大活躍するのが、レピテーションです。
特に、同じ素材感のものだと、
ひとつだけ違う色のものが来たとき、
その部分だけ、浮いてしまいがち。
例えば、こちらのキャニスターは、
蓋がブラウンカラーですね。
この狭い一枠の中で、同じブラウンカラーの
アイテムを2つ以上配置します。
そして、別の棚でも、
同じブラウンカラーのチボリオーディオを置きます。
また、違う段の棚上にも、
ナチュラルカラーより濃い目の収納カゴを置いたり、
広い範囲に、ブラウンカラーのアイテムを
繰り返し散りばめます。
そうすることで、全体的に調和された
統一感のあるコーディネートが完成しました♪
応用編!狭いお部屋の場合は...
『1つのアイテムの中に、2つの色を含んでるものをチョイス!』
先ほど、お話の例で登場した、
テーブルとソファーの木枠の色が違った場合。
東京店では、「テーブルもソファーも
どちらの商品も、素敵だから展示したい!」
だけど色が違うから、
少しばかり違和感を感じてしまいます。
光の反射でテーブルの色が見づらかったので、
寄りの写真も載せますね。
すみません。笑
そこで、大活躍するアイテムがこちら、
フロアライト《FERRO》です。
ひとつのアイテムの中に、
ナチュラルとブラウンの2色の木を使用したデザイン。
ひとつの空間の中に、2色のカラーを
あちこちと散りばめなくても、
スッキリ・シンプルにレピテーション効果を
発揮しています。
ちょっとしたコツや法則を知るだけで、
誰でも簡単に、素敵な空間を作ることができます^^
いかがでしたでしょうか。
レピテーション効果を使うだけで、
簡単に、お部屋のコーディネートを
組みやすくなります^^
私もこのお仕事を始めたばかりの時は、
インテリアはセンスの部分が大きいんだろうなぁと
落ち込むこともよくありましたが。
とあるコツや法則を知るだけで、
どなたでも簡単に素敵なコーディネートを
作ることができると知ってからは、
インテリアが楽しくて仕方ありません^^
もし機会がありましたら、
ぜひ、今回のレピテーション効果を
活用してみてください♪
それでは、また次回お会いしましょう!