Web Magazine

WOOD×IRONのオリジナル家具
「WIRYシリーズ」の魅力をひも解きます。

元カメラマン 米本

こんにちは、よねもとです。

先日こちらの記事でもご紹介した、
オリジナル家具の「WIRYシリーズ」。

WOOD×IRONのオリジナル家具がいよいよ完成!製造工場をレポートします。

いよいよネットショップでの販売が
間近に迫ってきました。

今日は、当店デザイナーが細かなところまで
こだわりをもって作ったオリジナル家具の、
特徴や魅力をひも解いていきます。

20160920181807.jpg

こだわりをもって作ったWIRYシリーズの特徴は、大きく分けて4つ

オリジナル家具WIRYシリーズの特徴は、
大きく分けて4つあります。

  • 樹種選びから塗装方法、板目、柾目のバランスまでこだわった天板
  • 細くてスタイリッシュだけど、頑丈にできているアイアンのフレーム
  • 毎日快適に使うための仕様と、デザインにこだわった国内生産のソファ生地
  • WOOD×IRONのアクセントに、真鍮パーツをプラス

それではさっそく、それぞれの特徴や魅力
について、ひも解いていきたいと思います。

天板は、樹種選びから塗装方法、板目、柾目のバランスまでこだわりました。

まずは、テーブルの天板について。

20160920181835.jpg

WIRYシリーズは、部材となる樹種選びから、
塗装方法、それに天板の板目と柾目の
バランスなどの細かなところまで、
こだわりをもって作りました。

樹種は、"丈夫で美しいオーク材"を採用

部材となる樹種には、オーク材を選びました。
その理由は2つ。

  • 丈夫で耐久性が高く、長い間使っていただく家具に相応しい
  • 端正で美しい木目が、インテリアに上品さを演出してくれる

せっかく真剣に選んで購入していただく
家具だから、丈夫で長い間使って
いただける家具である必要がある。

そう考えながら、それに相応しい
部材としてオーク材を選びました。

オーク材は、丈夫で加工もしやすいため、
家具の他にも床板や、船舶、ウイスキー樽
などヨーロッパやアメリカでは昔からよく
使われている木材として知られています。

さらに耐久性だけでなく、木目の模様の
美しさでも定評があるオーク材。

インテリアに置いた時に、木そのものの存在感も
ありながら、上品な佇まいが感じられるように
天板にはオーク材を採用しました。

20160920181857.jpg

"木の風合いとメンテナンスの両立"を考えてラッカー塗装に決めました。

家具の塗装は大きく分けて3種類あります。

一つ目が、オイル塗装。

20160920181925.jpg例:オイル塗装

オイル塗装は、木に薄い塗膜を貼った
状態に仕上げる塗装方法なので、木の
風合いを存分に感じることができ、
経年変化が楽しめます。

その反面、水や乾燥に弱く、美しさを保つ
ためには、定期的にオイルを塗るなどの
メンテナンスが必要となるので、
少し手間がかかります。

二つ目は、ウレタン塗装です。

20160920181947.jpg例:ウレタン塗装

ウレタン塗装は、オイル塗装の真逆の発想。

木に厚い塗膜を貼った状態に仕上げる
塗装方法で、経年変化はなく、
木の風合いも弱まります。

しかし水や乾燥、キズに強い特性があるので
オイルを塗るなどの定期的なメンテナンスは
なく、手間がかかりません。

最後に、ラッカー塗装です。

オイル塗装とウレタン塗装のちょうど間の効果
を得られるのがこのラッカー塗装。

20160920182105.jpg例:ラッカー塗装

ラッカー塗装は、撥水性が高い塗料を薄く塗る
ので、木の風合いをしっかり残しつつ、オイル
を塗るなどの定期的なメンテナンス
が不要になります。

今回のWIRYシリーズは、木の風合いを感じ
ながらも、メンテナンスなどの必要がない、
見た目と手間の両立を考えて、
ラッカー塗装に決まりました。

ぼくも実際に仕上がりを確認した時は、
オイル塗装と見間違えるくらいの
自然な風合いになっていたので
さすがラッカー塗装だと納得。

20160920184202.jpg例:オイル塗装

20160920182324.jpg例:ラッカー塗装

普段のメンテナンスがいらなくて、しかも
手軽に無垢家具の雰囲気が楽しめるなんて
まさに一石二鳥とも言える塗装方法です。

"力強さを感じさせる板目"と、"すっきり上品な印象の柾目"を絶妙なバランスで組み合わせました。

次は、デザイナーが特に気を使って生産現場でも
細かく指示を出して調整を重ねた、板目と
柾目の組み合わせ。

20160920182355.jpg

天板の雰囲気がこれで決まると言っても
過言ではないくらい、組み合わせの
バランスは重要となります。

オークの板目は、たけのこの形状に似た
年輪をはっきり感じさせる模様が出ていて、
家具に力強い印象を与えます。

20160920182420.jpg

それとは逆に柾目は、年輪の形状が
まっすぐ平行に伸びているので、
すっきりとした印象に。

20160920182442.jpg

今回のWIRYシリーズでは、この両方の特性が
バランス良く組み合わさった、納得のいく
天板が完成しました。

20160920182504.jpg

板目?柾目?節あり?家具選びは、<木目>にも注目しよう!

いかがでしたか。天板だけでも、樹種選び
から塗装方法、板目、柾目のバランスなど、
細かい製造過程のこだわりを知って
いただけたかと思います。

フレームはデザインと強度の両立を考えて、アイアンを採用しました。

それでは次に、フレームについてです。

フレームは、木材を使うか、アイアンにするか
紆余曲折ありながらも、強度とデザインの
両立を考えてアイアンを採用することに
決まりました。

20160920182532.jpg

どうしても木材を細くスタイリッシュに仕上げ
ようとすると、強度の問題がでてきます。

長い間使っていく内に、ポキっと脚が
折れてしまっては、本末転倒。

家具としてはもちろん失格で、そんな
事があっては許されません。

しかしWIRYシリーズは、すらっと上品な
印象に仕上げたいという、デザイナー
の思いが強くありました。

しかも長い間使っていただくためには、
強度を兼ね備える必要もあります。

そうして、いろいろ試作を重ねた結果、
デザインと強度の両立を考えて、
最適な部材としてアイアンを
採用することに決まりました。

20160920182559.jpg

仕上がりは、すっきりとした上品さがあり、
木材では出せないスタイリッシュな印象を
出すことができました。

毎日快適に使うための仕様と、デザインにこだわった国内生産のソファ生地

WIRYシリーズは、ソファに使用している
ファブリックにもこだわりました。

採用したのは、コーデュロイ。

20160920182630.jpg

日本国内では、95%以上が静岡県で製造。

当店も良質なコーデュロイが生産されている
静岡県の工場にオリジナルの生地の製造を
お願いしました。

服でも一般的に使われている生地なので、
知っている方がほとんどだと思います。

今回ソファの生地としてこだわった
ポイントは2つ。

  • 畝幅が決めてとなる、コーデュロイのデザイン
  • 毎日快適に使うためにカバーリング仕様に

ざっくりとラフなイメージに仕上げるため、畝幅は1cmにしました。

畝幅が決めてとなる、コーデュロイの
デザインですが、ものによっては
太さもいろいろあります。

今回のWIRYシリーズは、WOOD×IRONで
統一したメンズライクなイメージのシリーズ。

印象としては、ラフでざっくりとした
感じがベストです。

そうするために、試作段階では畝の太さ
違いを何パターンか用意してもらい
印象の違いを確認しました。

ちなみに細いタイプでは1~2mmのもので、
太くなると5~8mm未満くらいになります。

そうして何回か検討を繰り返した結果、
僕たちが選んだのは1cm。

20160920182701.jpg

一般的なコーデュロイの太さの
中でも、かなり極太なタイプを
作ってもらいました。

1cmの畝幅にしたことで、見た目の印象も
ざっくりとしたラフな感じが出て、メンズ
ライクやインダストリアルのイメージに
ぴったりの生地に仕上がりました。

20160920182815.jpg

毎日快適に使うために、カバーリング仕様に

毎日快適に使うために、ソファの張地は、
カバーリング仕様を採用。

20160920182836.jpg

当店でも、ソファについてお問い合わせをいただく
内容のひとつに、汚してしまったときの対処法を
聞かれることが多くあります。

やはり張地タイプだと、カバーを外すことが
できないので対処法にも限りがあります。

しかしカバーリングタイプは、カバーを外して
まるごとクリーニングに出せるので、
いつでも手軽に清潔な状態を
キープすることができます。

特に小さい子供がいる家庭では、食事の時に
飲み物などをこぼしたりしてしまうので、
どうしても汚れは避けて通れませんよね。

ぼく自身も自宅でカバーリングタイプを使って
いますが、子供に汚されてもすぐに外して
クリーニングに出せるので、変に気を使う
ことがない気軽さが便利だと実感しています。

WOOD×IRONのアクセントに、真鍮パーツを加えました。

最後に今回のWIRYシリーズの特徴として
印象深いのは、脚部の裏面につけた
真鍮のパーツです。

20160920182859.jpg

デザイナーがアイアンとウッドだけの
組み合わせでは無骨な印象が強く
なってしまうと考え、上品さを加える
ためのアクセントとして真鍮の
パーツをプラスしました。

20160920182943.jpg例:真鍮パーツがない場合

20160920183004.jpg例:真鍮パーツがある場合

アイアンのブラックに、真鍮のゴールドが
相まっていい感じの上品なアクセントに
仕上がり、当店スタッフの間でもかなりの
好印象な声が上がっています。

リアルショップでは一足早く販売がスタート

今回ご紹介したWIRYシリーズは一足早く、
東京と京都のリアルショップで販売が
スタートしています。

20160920183031.jpg

ネットショップの販売は、10月下旬ごろを予定。
現在サイトでご覧いただけるように準備を
進めています。

WIRYシリーズは、今回ご紹介した内容の他にも、
まだまだ魅力が秘められています。

次回以降も引き続き、WIRYシリーズの
魅力をレポートしていきます。

それではまた次回に。
よねもとでした。

ライターの励みになりますので、ぜひ [ いいね! ] のクリックをお願いします。

現在までにいただいた数:21

リセノ式 センスのいらないインテリア

  • センスのいらないインテリア(11)

ナチュラルヴィンテージを知る

  • ナチュラルヴィンテージとは?(2)
  • ナチュラルヴィンテージ実例(20)
  • ナチュラルヴィンテージの作り方(9)

インテリアを学ぶ

  • コーディネートの基本(52)
  • ディスプレイの基本(16)
  • お手入れの基本(37)
  • コツとノウハウ(88)
  • リビングの基本(2)
  • ダイニングの基本(19)
  • 寝室の基本(22)
  • キッチンの基本(2)
  • 照明の基本(24)
  • カーテンの基本(8)
  • 植物の基本(30)

インテリアを楽しむ

  • みんなのエッセイ(15)
  • Let's DIY!(125)
  • 植物と暮らそう(49)
  • 僕と私の愛用品(41)
  • 話題の場所レポ(42)
  • 本と音楽と映画(12)
  • おすすめカフェ(31)
  • リセノ ランチ部(88)
  • Re:CENO Vlog(17)
  • お店だより(213)
  • 日々のできごと(30)

リセノのこと

  • Re:CENO product(68)
  • Buyer's Voice(18)
  • 製品ストーリー(68)
  • もうすぐ発売!(37)
  • 商品紹介(26)
  • お仕事レポート(22)
  • お知らせ(39)

メンバー


製品ストーリーの人気記事5件

2015年12月08日(火)
インテリアを学ぶ

多灯照明を楽しもう♪取り付け簡単なダクトレールの取り付け方をご紹介!

多灯照明を楽しもう!自分で手軽に取り付けられ、照明の幅がグッと広がる簡易ダクトレールをご紹介♪

京都店店長 関 540
2017年6月30日(金)
インテリアを学ぶ

捨てるのちょっと待った!!挽いたコーヒー豆のエコな有効活用法をご紹介♪

使い終わったコーヒー粉の、エコな再利用方法をご紹介♪

京都店店長 関 432
2017年12月12日(火)
製品ストーリー

リセノの人気ラグ 6アイテム、その違いを比較してご紹介します!

Colette / Brook / Rolland / NELY / LINNEL / Retron を機能の観点から、違いをご説明します。

品質管理 遠藤 246
2021年2月16日(火)
Re:CENO product

カウチソファーAGRA と rect どっちがいい? 2つのソファーを比較してみました。

人気のAGRAとrectの、サイズ・座り心地・素材の3つのポイントを比べてみよう!

品質管理 遠藤 175
2018年4月03日(火)
製品ストーリー

伸長式ダイニングテーブルの魅力と、選ぶポイントをご紹介します。

来客のときはもちろん、これからライフスタイルが変わるかも?という方にお勧めです!

品質管理 遠藤 125

インテリアを学ぶ、楽しむ、好きになる。
『Re:CENO Mag』

Menu

  • センスのいらないインテリア

    センスがなくても、誰でも素敵なインテリアを実現できる「共通ルール」を、一問一答式で分かりやすく紐解いていきます。

  • コーディネートの基本

    インテリアコーディネートの基本を分かりやすく解説します。

  • ディスプレイの基本

    ディスプレイをする際の基本の方程式などを解説します。

  • お手入れの基本

    お手入れやメンテナンスの基本技術を解説します。

  • コツとノウハウ

    インテリアを日々使っていくうえで知っておくと便利なコツやノウハウを動画でご紹介します。

  • リビングの基本

    ダイニングテーブルやチェアの選び方などをまとめています。

  • ダイニングの基本

    選び方やお手入れ方法など、ダイニングに関する基本をまとめています。

  • 寝室の基本

    選び方やお手入れ方法など、ベッド・マットレスに関する基本をまとめています。

  • キッチンの基本

    選び方やお手入れ方法など、キッチンに関する基本をまとめています。

  • 照明の基本

    選び方やお手入れ方法など、照明に関する基本をまとめています。

  • カーテンの基本

    選び方やお手入れ方法など、カーテンに関する基本をまとめています。

  • 植物の基本

    選び方やお手入れ方法など、植物に関する基本をまとめています。


  • みんなのエッセイ(15)

    リセノにまつわる人たちの日々を、何気なく綴ったエッセイです。ほっとひといき入れたいときに。

  • Let's DIY!(125)

    スタッフが自宅D.I.Yを体験レポート! みなさんも一緒にLet’s Do It Yourself!

  • 植物と暮らそう(49)

    暮らしを豊かに彩る植物を、インテリアに取り入れる方法をご紹介します。

  • 僕と私の愛用品(41)

    リセノスタッフが、実際に自宅で使っているお気に入りのインテリアアイテムをご紹介します。

  • 話題の場所レポ(42)

    展示会、家具産地、海外出張、話題のエリアやホテルなどをレポートします。

  • 本と音楽と映画(12)

    インテリア大好きなスタッフが、日頃から読んでいる雑誌や映画、音楽などをご紹介していきます。

  • おすすめカフェ(31)

    リセノスタッフのおすすめカフェをご紹介します。

  • リセノ ランチ部(88)

    社内キッチンで、スタッフが協力しながら、美味しく、楽しくをモットーに作っています。

  • Re:CENO Vlog(17)

    何気ない日常と、それぞれの暮らしに馴染むインテリアを切り取った動画です。

  • お店だより(213)

    リセノのリアルショップ(東京/京都)での日常や、お知らせを綴っていきます。

  • 日々のできごと(30)

    日々生活している中で、スタッフが体験したことや、感じたことなどを書いていきます。


  • ナチュラルヴィンテージとは?(2)

    ナチュラルヴィンテージの定義について、分かりやすく紐解いています。

  • ナチュラルヴィンテージ実例(20)

    ナチュラルヴィンテージの方程式を用いたお部屋づくり実例です。

  • ナチュラルヴィンテージの作り方(9)

    ナチュラルヴィンテージのお部屋作りのポイントを解説していきます。


  • Re:CENO product(70)

    オリジナル家具「Re:CENO product」の生産背景や製品への思いを語ります。

  • Buyer's Voice(18)

    製品開発や製品セレクトまつわるストーリーを書いていきます。

  • 製品ストーリー(68)

    製品が生まれる背景や正しい使い方など、プロダクトが本来持つこだわりや魅力を紐解きます。

  • もうすぐ発売!(37)

    発売間近の商品の情報を、ひと足お先にご紹介します。

  • 商品紹介(26)

    商品解説を動画でさらに分かりやすく伝えたい! そんな思いから始まった企画です。

  • お仕事レポート(22)

    Flavorでの仕事の様子をレポートしていきます。

  • お知らせ(39)

    リセノからのお知らせです。