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FEATUREおすすめポイント
木肌の保湿と油分の補給に。
オイル塗装家具を、長く使うためのメンテナンスオイル
アメリカ生まれの「ウッドポリッシュ HOWARD(ハワード) オレンジオイル 236ml」は、天然オレンジの精油から作られたメンテンナンスオイルです。
オイル塗装の家具に定期的に塗り込むことによって、油分を補給し乾燥による表面のパサつきや、色あせを防いでくれます。
浸透性が高く、天然木の美しい木目を際立たせ、深みのある自然なツヤを与えます。
オレンジに含まれる「d‐リモネン」という成分は、汚れと結びついて除去する性質を持っています。
そのため、オレンジオイルは木肌をキレイにクリーニングしながら、同時に油分の補給、保湿が可能なメンテナンスオイルなのです。
家具を「育てる」メンテンナンス。
3ヵ月に1度のお手入れをおすすめします。
オイル塗装の家具は、塗装膜が無く、木が本来持つあたたかみや、表面の感触を楽しむことができます。また、経年で色合いが変わっていくことで、深い味わいを感じることができるのも特徴です。
一方で、オイル塗装の家具はメンテナンスをしないと、使っていくうちに木の油分が揮発(きはつ)していき、ツヤがなくなり、色も薄くなってしまいます。そのため、約3ヵ月に1度はメンテナンスが必要です。
「木肌がカサついてきたかな?」と感じたら、メンテナンスの合図です。
オーク無垢材でできたオイル塗装のダイニングテーブルに、オレンジオイルを塗り込みます。
画像左の塗布前に比べて、画像右は少し色が濃くなりました。オレンジオイルは無色なので、いわゆる「濡れ色」に変化します。
木肌のクリーニングと油分の補給が同時にできて、自然なツヤが出ています。木目がはっきりとして、味わい深くなっています。
こちらはチーク無垢材のチェアです。少しカサついていた木肌が潤い、表面はさらっとしながらも、滑らかなさわり心地に。
テーブル同様「濡れ色」に変化し、家具が「育つ」のを感じていただけます。
家具の状態や樹種によって、変化の度合いに差があるため、初めてオレンジオイルを塗る際は、目立たない箇所で試し塗りをおすすめします。
「オイル」と「ワックス」の2種類をご用意。
お手入れの頻度と、仕上がりに違いがあります。
リセノではオイル塗装家具のメンテナンスとして、「オイル」と「ワックス」の2種類をご用意しています。
どちらも木肌の油分補給と保湿が主な役割ですが、ワックスは木肌の表面に「保護膜」を形成するため、「オイル」と「ワックス」では、メンテンナスの頻度と、仕上がりの見た目に違いが出ます。
では、具体的に「オイル」と「ワックス」の違いをご紹介していきましょう。
まずは、メンテンナスの頻度についてです。
オイルメンテナンスの場合、保護膜はなく、木肌から油分が揮発していくため、メンテナンスの頻度は3か月に1度を目安に行ってください。
手のかかる子ほどかわいいもので、メンテナンスをする度に、愛着が増していきます。5年後、10年後の変化を想像しながらメンテナンスを行う。これぞ、オイル塗装家具を選んだ醍醐味と言えます。
一方、ワックスメンテナンスの場合、保護膜があるので汚れや水分が侵入しにくくなります。また木肌からの油分の揮発も抑えられるため、メンテナンスの頻度は1年に1回程度で問題ありません。
オイル塗装の家具と言えど、少しでも楽に、簡単にメンテナンスをしたい方にはワックスをおすすめします。
次に、メンテナンス後の仕上がりについてです。
オイルメンテナンスの特徴は、木が本来持つ質感を残しながらメンテナンスができること。
木肌のカサつきは抑えつつ、さらっとした仕上がりで、木の質感やぬくもりをより強く感じることができます。
保護膜を形成しないので、ワックスほどツヤが出ません。また「濡れ色」に変化はするものの、ワックスほど色の変化が出ないのも特徴です。
ワックスメンテナンスの場合、木肌に油分をしっかりと補給しながらベトつかず、表面はしっとりとした仕上がりに。
表面は保護膜で覆われるため、オイルメンテナンスに比べて、ツヤが出ます。樹種や塗る前の木肌の状態にもよりますが、塗った後は木目が際立ち、色味が濃くなります。
オイルを使えば、メンテナンスの頻度は高くなりますが、木が本来持つ質感を残してツヤを抑えた仕上がりに。家具を「育てる」醍醐味を、感じていただくことができます。
ワックスを使えば、オイルに比べて色の変化が大きく、ツヤが出る仕上がりに。メンテナンスの頻度を下げることができ、手間をかけずに家具をご愛用頂くことができます。
オレンジオイルを使った
メンテナンスの方法をご紹介します。
まずは、ウエスに適量を取ります。
木肌の状態により、オイルの染み込む量が変わるため、少しずつ塗り広げてください。スプレータイプの容器は、一度にドバっと出ることがなく、使いやすいのもうれしいポイント。
木目に沿って全体に塗り広げていきます。
オレンジオイルは汚れの除去も同時に行うため、極端に汚れていない限りは、そのまま塗りはじめて問題ありません。
小口や脚部なども、忘れずにしっかりと塗っていきます。
最後は乾拭きです。木肌に染み込み切らなかった余分なオイルを拭き取ります。
粘度が低く浸透性が高いため、塗ったあとは時間をあけずに乾拭きを行ってください。
乾拭き後は、半日程度乾燥させれば、メンテンナンス完了です。
「雰囲気を残しながら修復する。」がモットー。
40年以上の歴史あるウッドケア用品ブランド。
「ウッドポリッシュ HOWARD オレンジオイル 236ml」を手掛けるのは、アメリカ生まれのウッドケア用品ブランド「ハワードプロダクツ」。
家具についたキズや経年変化も、その家具ごとの豊かな表情としてとらえ、「全てリセットする事なく雰囲気を残しながら修復する」をモットーに、40年以上愛用される製品を作り続けています。
リセノでは木製家具のメンテンナンス用品を幅広くご用意しています。
クリーナー、オイル、ワックス、キズけし(コンパウンド)と用途に合わせてお選びいただけます。定期的にお手入れを行い、大切な家具を長くご愛用ください。
日頃のお手入れはソープクリーナーを使用しています。乾燥防止や艶出しにということでオイルをお試しで購入してみました。サラサラでとてもツヤツヤになります。まだ量のコツが掴めずですが、メンテナンスで使っていきたいと思います。