掛け時計 RIKI CLOCK 細字タイプ

シンプルながら細部にまでこだわった名作
「掛け時計 RIKI CLOCK 細字タイプ」

普段生活をしていて、時計を見るのはほんの一瞬。一日に何回も見るけれど、一回に見る時間は5秒にも満たないと思います。

時計の役割は時間を知らせることなので、それで良いと思います。しかし、せっかく何度も見るものなので、その瞬間の時間も大切にしたいものです。

掛け時計「RIKI CLOCK 細字タイプ」は、木の温もりを感じられる、シンプルな時計。強く印象づけることはなく、空間に馴染みながらさりげなく時を刻みます。

長年愛され続けている、いわゆる名作と呼ばれるこの時計には、さりげなさの中にも実にたくさんのこだわりが詰まっています。

フレームには、薄く剥いた木を交互に重ね合わせ、圧力によって成型したプライウッドを使用。製作にはタンバリンやドラム等の楽器を専門としていた、熟練の木工職人に依頼しており、手工業ながら正確で美しい円形に仕上げられています。

ナチュラルの優しい色味と柔らかな質感は、お部屋にそっと溶け込みます。

文字はコロッと丸みがありながらも可愛すぎず、上品な雰囲気。細いフォントが文字盤に程よい余白を生み、遠くからでもしっかりと読める視認性の高さを実現しています。

Mサイズ、Lサイズは電波時計となっており、誤差10万年に1秒という時刻電波を受信し、正確な時を知らせてくれます。高いデザイン性だけでなく、高い機能性も魅力のひとつです。

スマホや携帯があるので、もはや時計すら見ない方も多くなってきている今だからこそ「時間は、お気に入りの時計で知る」というのが、豊かな生活の始まりになるとリセノは考えます。

見るたびにちょっと嬉しくなる時計。掛けてあるだけで壁面にも表情が生まれ、空間も優しく華やぎます。

こだわりのデザインには、
実用性も兼ね備えられています。

デザインが素敵なので、基本的にはどこの壁に掛けても良いかと思いますが、ここでは実用的な使い方をご紹介します。

Sサイズのウッド部分は約4.8cmの厚みがあるので、普通なら横から見た時に文字が見えづらくなってしまいます。

しかし、デザイン部分でのこだわりのひとつである、真ん中に少し寄った文字の配置によって横からでも見やすく、この問題の解消にもなっているのです。

我が家では、キッチンとダイニングのちょっとしたスペースに掛けています。洗い物などをしながらだと、かなり横から見ることになるのですが、問題なく時間を確認できます。

同じくダイニング側からでもしっかり見えますので、ここに掛けてあると朝の慌ただしい時間でも広い範囲から時間が分かって、とても便利です。

様々な場所に合わせやすいよう、
3サイズをご用意しました。

様々な場所で使っていただきやすいよう、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズの3サイズをご用意しました。

Sサイズは直径約20.3cm。壁に掛けるのはもちろん、壁に立て掛けやすいサイズなので、お気に入りの雑貨と一緒にシェルフに飾っても素敵です。

デスク上に置いたり、洗面所などの狭いスペースで使用するのもおすすめです。

Sサイズのムーブメントは、秒針が滑らかに動く「スイープ式」。音が静かなので、寝室でも気にせずお使いいただけます。

Mサイズは直径約25.4cm。幅広いお部屋で使いやすいタイプです。

MサイズとLサイズのムーブメントは、1秒単位でコチコチと秒針音がする「ステップ式」。音がするといっても、静かに時を刻むのでとくに気にならないかと思います。

Lサイズは直径約30.5cm。リビングなど10畳を超えるような広いお部屋に、バランス良くコーディネートできるサイズです。

ジャパニーズデザインのパイオニアと呼ばれる、
渡辺力が残した「RIKI CLOCK」

1950年代「デザイン」という言葉が一般的でなかった頃から、デザイン活動をされてきた渡辺力。戦後日本のデザイン黎明期に革新をもたらした、パイオニア的な存在として日本のデザインを牽引してきました。

今まで残してきた作品は、スツールやチェアー、時計などの他に、ヒルトンホテルや京王プラザホテルなどの空間デザインにも携わり、その実績は多岐にわたりました。デザインは、どれもシンプルで美しい佇まいが特徴的です。

「RIKI CLOCK」もまた、シンプルで普遍的な美しさを持つデザインクロックとして、2003年に誕生。RIKI CLOCKが発売された当時、なんと渡辺力は92歳。翌年の2004年には、グッドデザイン賞を受賞されました。

「渡辺力」が手がけた、
他のタイプ・シリーズもご用意しています。

美しい純銅の輝きが魅力の「掛け時計 RIKI CLOCK 銅の時計」。渡辺力が百歳を記念して制作されました。

生前、最も愛したデザインの時計を、最も愛する純銅のフレームで製品化した、珠玉の名作です。

ころんとした小さいフォルムながら、ディテールまでこだわりの感じられる、置き時計の用意もございます。

こちらは、使うに連れて風合いが増していくウッドタイプ。愛着を持って長くお使いいただけます。

お部屋の場所に合わせて使い分けてみるのも、洗練されたセンスを感じさせるインテリアに仕上がるので、おすすめです。

スタッフ・愛用者の使用レビュー

92歳のデザイナー、渡辺力さんの思いが詰まった「riki clcok」

品質管理　遠藤